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チェロの巨匠が贈る「バッハの無伴奏」「シューベルトのアルペジオーネ・ソナタ」

ミッシャ・マイスキー チェロ・リサイタル2013

タイトル ミッシャ・マイスキー チェロ・リサイタル2013
日 時 2013年12月4日(水) 7:00pm開演(6:30pm開場)
会 場 札幌コンサートホール Kitara大ホール
料 金

S ¥7,500 (会員 ¥7,000) A ¥6,500 (会員 ¥6,000) B ¥5,000 (会員 ¥4,500) ※税込

※車椅子席 ¥5,000(オフィス・ワンで取り扱い)

※未就学児の入場不可

出 演 ミッシャ・マイスキー(チェロ)、リリー・マイスキー(ピアノ)
曲 目
  • ●バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調 BWV.1009
  • ●シューマン:民謡風の5つの小品集
  • ●シューベルト:アルペジオーネソナタ
  • ●ドビュッシー:チェロ・ソナタ
リンク
コード [Pコード] 207-404 [Lコード] 16082

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ミッシャ・マイスキー

世界でただ一人、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチとグレゴール・ピアティゴルスキー両巨匠に師事、現代を代表するトップ・チェリストとして、ますます精力的な演奏活動を続けるマイスキーのリサイタルが開催されます。

マイスキーは、数々の主要国際音楽祭の常連であり、世界中の名指揮者、主要オーケストラ、トップ・アーティストと共演を重ね、多くの録音をリリース、常に高い評価を得てきました。

その輝かしいキャリアの中でも、バッハへの思い入れは深く特別なもので、これまで数多くのバッハ・プログラムでの演奏会を行い、無伴奏組曲を3度レコーディングしております。今回プログラム前半では、「無伴奏組曲第3番」をじっくりとご堪能ください。

そして後半には、アルゲリッチとの名演が知られる「アルペジオーネ・ソナタ」を、愛娘リリー・マイスキーとの共演でお贈りいたします。ソロ・室内楽双方で活躍する注目のピアニスト、リリー・マイスキーは、父との共演も多く、前回2011年札幌公演でも、親子ならではの息の合った演奏を聴かせてくれました。

又、ロストロポーヴィチとブリテンの共演による歴史的名盤(1968年録音)で、アルペジオーネ・ソナタと共に収録された「シューマンの民謡風の5つの小品集」「ドビュッシーのチェロ・ソナタ」の演奏も楽しみです。

ミッシャ・マイスキー(チェロ) Mischa Maisky

ミッシャ・マイスキー/リリー・マイスキー

ムスティスラフ・ロストロポーヴィチとグレゴール・ピアティゴルスキー両巨匠に師事した、世界でただ一人のチェリスト。

師ロストロポーヴィチは、若きマイスキーを評してこのように述べている・・・・

“若い世代のチェリストの中でも抜きん出た才能の持ち主だ。詩情とこの上ない繊細さ、そしてすばらしい音楽性と見事な技巧が彼の演奏を作り上げている。”

ラトヴィア共和国生まれ。ロシアで学び、のちにイスラエルに移住。以後、ロンドン、パリ、ベルリン、ウィーン、ニューヨーク、東京をはじめ世界の主要コンサートホールで演奏活動を展開、熱狂的な支持を受け続けている。

マイスキーは、自らを「世界人」と位置づける。「イタリア製のチェロにオーストリアとドイツ製の弦を張り、フランスとドイツの弓で弾いています。娘はフランスで生まれ、長男はベルギーで、次男はイタリアで、末っ子はスイスで生まれました。私は日本の車を運転し、スイスの時計をはめて、インドのネックレスをしています。そして人々がクラシック音楽を評価し、楽しんでくれるところではどこでも、そこで家にいるようにくつろぐことができます。」

1985年にドイツ・グラモフォンと録音の専属契約を結んで以来、マイスキーはこれまでに30を超える録音をリリース。そこでの共演もウィーン・フィル、ベルリン・フィルをはじめロンドン響、イスラエル・フィル、パリ管、オルフェウス室内管、ヨーロッパ室内管など多岐に渡る。

彼の輝かしいキャリアの中でもハイライトの一つは、2000年の活動である。バッハ・プログラムで実に100以上の演奏会を世界で展開、さらにバッハへの深い尊敬は、無伴奏組曲の3度目のレコーディングという形に結実している。

マイスキーの録音は世界各地で高い評価を得ており、これまでに日本のレコード・アカデミー賞を5回、エコー・ドイツ・シャルプラッテン賞を3回、パリのディスク・グランプリ賞、ディアパソン・ドール賞の各賞を受賞、グラミー賞にもノミネートされている。

世界を代表するチェリスト、また数々の主要国際音楽祭の常連でもあるマイスキーは、これまでにバーンスタイン、デュトワ、ジュリーニ、マゼール、メータ、ムーティ、レヴァイン、アシュケナージ、シノーポリ、バレンボイムといった名指揮者たち、さらにアルゲリッチ、ルプー、フレイレ、キーシン、ランラン、P.ゼルキン、クレーメル、バシュメット、レーピン、ヴェンゲーロフ、ジョシュア・ベル、ラクリン、ジャニーヌ・ヤンセンほか世界のトップ・アーティストらと共演している。

リリー・マイスキー(ピアノ) Lily Maisky

1987年生まれ。パーセル音楽学校に学び、アルゲリッチ、バシキーロフ、カリクシュタインらの指導も受ける。

カーネギーホールの熱帯森林保護団体チャリティ・ガラ・コンサートでデビュー。ドイツ・グラモフォンで父ミッシャの録音に参加、またEMIからは「マルタ・アルゲリッチ・プロジェクト」のライヴ録音をリリース。

ソロ・室内楽双方で活躍し、ヴェルビエ音楽祭、フィレンツェ五月祭、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭等に参加。またロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ウィーン・コンツェルトハウス、モスクワ音楽院等各国主要ホールに出演。

室内楽では父ミッシャのほか、ラクリン、ヤンセン、カプソン、アンゲリッシュらと共演している。

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