加古隆ソロ・コンサート2014
~クレーと北斎を弾く~
タイトル | 加古隆ソロ・コンサート2014 ~クレーと北斎を弾く~ |
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日 時 | 2014年9月26日(金) 7:00pm開演(6:30pm開場) |
会 場 | 札幌コンサートホール Kitara小ホール |
料 金 |
全席指定 ¥6,000 / 当日 ¥6,500 [税込] ※会員割引なし |
出 演 | 加古隆(ピアノ) |
曲 目 | ●パウル・クレー~色とかたちのポエム~●葛飾北斎~江戸の風景~●パリは燃えているか●黄昏のワルツ●白い巨塔●雨の石畳●少年時代●アクア・ブルー●湖沼の伝説●映画「蜩ノ記」」より |
リンク | |
コード | [Pコード] 232-325 [Lコード] 19118 |
1971年フランス政府給費留学生として渡仏、パリ国立高等音楽院作曲科で巨匠・オリヴィエ・メシアンに師事し、最先端の現代音楽作曲家の道を歩み始めた加古隆は、当時全盛だったフリージャズと出会いステージデビュー、パリを拠点に作曲家・ピアニストとして活動を開始しました。この時代の一連のピアノ・プレイについて「現在フランスで聴くことのできる最高のピアニスト」(フランス ジャズ・マガジン誌)という高い評価を得ております。
1980年帰国後は、自作品によるピアノソロ・コンサートに本格的に取り組み、クラシック、現代音楽、ジャズが一体となった独自の音楽スタイルを確立、1985年に「ポエジー〜グリーンスリーヴス」がニッカ・ウイスキーのテレビCMで起用されて大ヒット、更に、NHKTVで放送された「映像の世紀」(1995-96)のテーマ曲、「パリは燃えているか」が大きな反響を呼び全国的にその名を知られるようになります。
その後、映画、テレビ、舞台など様々な分野で作曲家として活躍する一方、色彩感溢れる美しい音色のピアニストとして自作曲を演奏するコンサート活動を続けてきました。近年は、ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロから成る「加古隆クァルテット」を結成、新たな音世界にも取り組んでおります。
加古隆は、これまでにも「KLEE~いにしえの響き」(1986)、「エスタンプ・ソノール」(1991)等、絵画からインスピレーションを得て作曲したアルバムを発表しておりますが、今回久しぶりにスイスの画家パウル・クレーと日本の浮世絵師葛飾北斎を取り上げ、鍵盤によって描き出される二人の画家の世界をお楽しみいただきます。
又、代表曲「パリは燃えているか」「黄昏のワルツ」等に加え、10月に公開される映画「蜩ノ記(ひぐらしのき)」(小泉堯史監督)のために作曲した新作初演も予定されております。