デビュー50周年記念
遠藤郁子ピアノ・リサイタル「北海道~パリ~そしてポーランド」
タイトル | 遠藤郁子ピアノ・リサイタル「北海道~パリ~そしてポーランド」 |
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日 時 | 2014年11月8日(土) 1:30pm開演(1:00pm開場) |
会 場 | 札幌コンサートホール Kitara小ホール |
料 金 |
指定席 ¥5,000 〔税込〕 ※会員割引なし ※車椅子席¥2,000(オフィス・ワンにて取り扱い) |
曲 目 |
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コード | [Pコード] 235-620 [Lコード] 19539 |
物理学者を父に、ピアニスト遠藤道子を母として東京に生まれ、幼時に札幌へ移住、3歳より母の手ほどきでピアノを始めた遠藤郁子は、やがてその才能を開花させ、東京藝術大学在学中の1965年、第7回ショパン国際コンクールで特別銀賞を受賞、一躍注目を集めます。
同年大学を中退してポーランドに留学、著名なショパン奏者ハリーナ・チェルニー・ステファンスカのもとで研鑽を積むかたわら、パリ・デビュー、ロンドン・デビューを果たします。1974年からはパリ在住、北米、ソ連、ハンガリー、ルーマニア、東ドイツ、ユーゴスラヴィア等、各地で活発な演奏活動を続け高い評価を得ました。
帰国後、自身の発病等苦難に見舞われますが、ピアニストとして他に類のない境地を切り拓き、独自の演奏スタイルを確立しました。「作曲者の魂を伝えるピアニス」トとして国内外から多くの賛辞が寄せられ、特にCD「ショパン序破急幻」が松本サリン事件の被害者、植物状態で眠り続けた女性の意識を覚醒した奇跡は、マスコミで大きく報道されました。
今回のリサイタルでは、ゆかりの地に因んだプログラムで、半世紀にわたる演奏生活を振り返ります。
■遠藤郁子(ピアノ)
巨匠アルトゥール・ルービンシュタイン、ヴラド・ペルルミュテル、パウル・パドゥラ・スコダ、ロンドン『ディリー・テレグラフ』、人間国宝・金春信高、文化功労者・畑中良輔など芸術界重鎮の諸氏が絶賛する遠藤郁子のピアノの音は、作曲家の音霊(おとだま)を伝える唯一無二のものである。安宅賞、ショパン国際コンクール特別銀賞、オフリッド音楽祭(ユーゴスラビア)功労賞、日本ショパン協会賞、2010年「ショパン生誕200年記念ブロンズ賞」他受賞多数。2000年ショパン国際コンクール審査員、日本ショパン協会理事。NPOまずるか北海道理事長。遠藤道子記念音楽館館長。