公演情報

PDF表面:フジコ・ヘミング&キエフ国立フィルハーモニー交響楽団

PDF裏面:フジコ・ヘミング&キエフ国立フィルハーモニー交響楽団

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「スラブ最高のオーケストラ」が6度目の来日。フジコ・ヘミングと夢の共演。

フジコ・ヘミング&キエフ国立フィルハーモニー交響楽団

ピアノ:イングリット・フジコ・ヘミング / 指揮:ニコライ・ジャジューラ

タイトル フジコ・ヘミング&キエフ国立フィルハーモニー交響楽団
日 時 2015年12月17日(木) 7:00pm開演(6:30pm開場)
会 場 札幌コンサートホール Kitara大ホール
料 金

完 売
多数のお申し込みありがとうございました。

出 演 ニコライ・ジャジューラ (指揮)、イングリット・フジコ・ヘミング (ピアノ)、
キエフ国立フィルハーモニー交響楽団
曲 目
  • スコリャーク:フツル・トリプティーク
  • ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11
  • リスト:ラ・カンパネラ
  • チャイコフスキー:交響曲第5番
リンク
コード [Pコード] 270-083 [Lコード] 15308

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来日の度に評価を高め「スラブ最高のオーケストラ」と称されるキエフ国立フィルとフジコ・ヘミングが共演するファン待望のコンサートが開催されます。

今回6度目の来日となるキエフ国立フィルハーモニー交響楽団は、1995年ウクライナのキエフに本拠を置く国立フィルハーモニー協会専属オーケストラとして創設されました。ロシアとヨーロッパの交わるこの地は、現在に至る長年領土問題に晒され苦難の歴史を歩んできましたが、ヴァイオリニストのコーガン、オイストラフ、ミルシテイン、ピアニストのリヒテル、ギレリス、ホロヴィッツ、作曲家のプロコフィエフ・・・と音楽史上の大巨匠を生み出してきた肥沃な大地でもあります。

1996年、ニコライ・ジャジューラが音楽監督に就任、若い演奏家が多数起用され、国際的にも幅広く活躍、大地に根ざしたスラブの民族色を保ちながら、暖かくソフトでヨーロッパ的に洗練された独自のサウンドは、ドイツ、フランスをはじめ世界中で高い評価を得ております。

そして今回、独自のスタイルを貫き、どこか懐かしいロマンティックな演奏で多くの聴衆を魅了し続ける奇跡のピアニスト フジコ・ヘミングとの共演が実現いたします。お楽しみに。

イングリット・フジコ・ヘミング (ピアノ) Ingrid Fuziko Hemming, Piano

イングリット・フジコ・ヘミング

スウェーデン人画家・建築家の父と、日本人ピアニストの母の間にベルリンで生まれる。母の手ほどきてピアノを始め、10歳でレオニード・クロイツァーに師事。クロイツァーは「彼女はいまに世界中の人々を感激させるピアニストになるだろう」と予言をしていた。

東京芸大を経て、文化放送音楽賞、NHK毎日コンクール受賞、その後、ベルリン高等音楽学校に1位で入学、その後、ウィーンでパウル・バドゥラ=スコダに師事。ブルーノ・マデルナ、レナード・バーンスタイン、チェルカウスキー、マガロフ等多くのクラシック界の権威にその才能を認められて支持を獲得し、コンサートを行っていたが、聴力を失うアクシデントに遭遇。

1999年、リサイタルとNHKのドキュメント番組か大反響を呼び、デヒューCD “奇蹟のカンパネラ”他をリリース。クラシック界異例の売上げで、日本ゴールド・ディスク大賞、クラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤーを4回受賞した。

モスクワ・フィル、ロイヤル・フィルなど世界各地の著名オーケストラと共演。彼女と共演したミッシャ・マイスキーは「あなたの芸術を賞賛します」と形容している他、共演した多くのアーティスト達が絶賛している。また、ヨーロッパの数々のフェスティバルからも招待されている。

ワルシャワのショパンフェスティバル

Zycie Warszawy : responding to a heart-felt standing ovation....enticed the prominent evening audience.

ジチェ・ワルシャーウィ紙/特別な招待客の心に響き、スタンディングオベーションを受けた。

The New York Times : Briliant! She recieved a standing ovation!

ニューヨークタイムス紙/素晴らしい演奏!彼女はスタンティングオベーションを受けた!

毎年多くのチャリティ・コンサートを行っている他、大の動物愛護者であり、ドイツには彼女の名を冠した動物保護団体も出来ている。

2013年、スペイン最大のクラシック・ラジオ番組「カタルーニャ・ラジオ」のリスナーにより、フジコの最新CD が1位に選ばれた。2014年には、9月から11月まで、 ヨーロッパ9カ国11会場で演奏会を開催し、各地でスタンディング・オベーションを受け、大好評を博した。

そして、今後の予定として、キエフ国立フィル、モスクワフィル、プラハ放送交響楽団より招待を受け、共演を控えている。

ニコライ・ジャジューラ (指揮) Nikolai Dyadura, Conductor

ニコライ・ジャジューラ

1961年キエフ生まれ。1980年からキエフのチャイコフスキー学院に学び、指揮法をロマン・コフマンに師事、在学中の86年から88年までロシアのオムスク・フィルハーモニー交響楽団の音楽監督を務める。

1987年東京国際、88年ブダペスト国際各指揮コンクール受賞、小澤征爾からタングルウッドのサマーアカデミーに招かれ、バーンスタイン、プレヴィン等の指導を受ける。

1988年シェフチェンコ記念キエフ国立歌劇場の正指揮者、89年ソウル交響楽団首席指揮者を歴任、96年キエフ国立フィルハーモニー交響楽団音楽監督に就任。旧ソ連邦諸国をはじめ、ヨーロッパ、アメリカ、アジア等で幅広く演奏活動を行い、篤実な人格で多くの尊敬を集めている。

キエフ国立フィルハーモニー交響楽団 National Philharmonic Society of Ukraine Kiev

キエフ国立フィルハーモニー交響楽団

1995年、ウクライナのキエフに本拠を置く国立フィルハーモニー協会専属オーケストラとして創設される。同国の巨匠、ロマン・コフマンの指導下、1996年には若手の第一人者、ニコライ・ジャジューラが音楽監督に就任、フィルハーモニーのライセンコ・ホールで年間50回以上の定期公演を行うほか、旧ソ連を含むヨーロッパ全土から客演に招かれている。特にドイツとフランスでは近年人気が高く、ベルリン、ミュンヘン、ケルンの各フィルハーモニー、バイロイトの大劇場でチャイコフスキー、ラフマニノフ等を演奏する他、数日間に渡ったロワールの音楽祭コンサートは、ハイビジョンでフランス全土に放映され、大きな反響を呼んだ。

ペンデレツキ、テオドラキス等の作曲家、クレーメル、バシュメット、クライネフ、ヴィルサラーゼ、パドゥラ・スコダ、アッカルド等著名演奏家との共演も数多く、東欧における最も優れたオーケストラの一つとして評価を確立している。

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