鈴木大介ギター・リサイタル「キネマ楽園~ギターで紡ぐ映画と音楽」
タイトル | 鈴木大介ギター・リサイタル「キネマ楽園~ギターで紡ぐ映画と音楽」 |
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日 時 | 2023年4月15日(土)13:00開演(12:30開場) |
会 場 | 札幌コンサートホール Kitara小ホール |
料 金 |
全席指定 ¥5,000 (税込) ※車椅子席¥2,000(オフィス・ワンで取り扱い) ※未就学児の入場不可 |
予定曲目 | ●ニュー・シネマ・パラダイス(モリコーネ)〜『ニュー・シネマ・パラダイス』●『禁じられた遊び』メドレー●月の光(ドビュッシー)〜『オーシャンズ11』●ヘンリー・マンシーニ・メドレー『ひまわり』『シャレード』『ピンク・パンサー』 ●アルハンブラの思い出(タレガ)〜『キリング・フィールド』●ノクターン第20番「遺作」(ショパン)〜『戦場のピアニスト』 ●インディー・ジョーンズのテーマ(ウイリアムズ)〜レイダース/失われたアーク《聖櫃》●リュート組曲第1番より(バッハ)〜『突然の訪問者』●めぐり逢い(モリコーネ)〜『めぐり逢い』●『ゴッド・ファーザー』メドレー(ニーノ・ロータ)●愛の讃歌(モノー)『エディット・ピアフ 愛の讃歌』 ●群衆(カプラル)〜『潜入者』 ●首の差で(ガルデル)〜『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』●ボルベール(ガルデル)〜『ボルベール(帰郷)』●天使のミロンガ(ピアソラ)〜『永遠に僕のもの』 ●リベルタンゴ(ピアソラ)〜『フランティック』 |
リンク | |
コード | [Pコード] 232-360 [Lコード] 11940 |
作曲家・武満徹から「今までに聴いたことのないようなギタリスト」との高評価を受けたことで一躍注目を集めた鈴木大介は、以降、クラシック・ギターの名手、武満作品をはじめとする現代音楽の紹介者、名アレンジャーとして幅広く活躍しておりますが、その膨大なレパートリーの中で特別な想いを持って取り組んできたのが映画音楽です。現在まで「キネマ楽園」シリーズとして8枚のCDをリリース、映画ファンをうならせる選曲、巧みなアレンジと心に沁みる演奏により根強い人気を保ち、静かにファンを増やしております。
今回、札幌で開催されるリサイタルのために魅力的なプログラムが提示されました。映画作品についてのディープなトークと共にお楽しみください。
鈴木 大介 (ギター) Daisuke Suzuki, Guitar

© 白井淳太
1992年、スペイン・バルセロナのマリア・カナルス国際コンクールで第3位、93年のアレッサンドリア市国際ギター・コンクールでは優勝を果たした。
現代音楽の初演も多く、武満徹作曲「森のなかで」「スペクトラル・カンティクル」の世界初録音を始め、これまで、池辺晋一郎、西村朗、猿谷紀郎、伊左治直、林光、酒井健治、渡辺香津美ら多くの作曲家による新作を初演している。
近年はタンゴやジャズ、また自作品によるライヴ演奏も行い、2016年に録音が発売され、翌年出版もされた「12のエチュード」他の自作品も絶賛された。また多くの名曲のアレンジは録音でもコンサートでも好評で、内外のギタリストにも提供され、各地で演奏されている。
美術館でのコンサートも数多い。特に都立現代美術館での「田中一光展」(2003年)、国立新美術館での「オルセー美術館展」(2010年)、ブリヂストン美術館での「ドビュッシー、音楽と美術展」(2012年)では、展示作品のテーマに即したプログラムをプロデュースし、大きな話題となった。
30作以上ある斬新なレパートリーと新鮮な解釈によるアルバム制作はいずれも高い評価を受け、『カタロニア讃歌~鳥の歌/禁じられた遊び~』は2005年度芸術祭優秀賞(レコード部門)を受賞。2011年の板倉康明指揮 東京シンフォニエッタと初演した西村朗「天女散花」のライヴ盤は同年度のレコード・アカデミー賞現代音楽部門を受賞した。
2021年9月アールアンフィニ レーベルからの発売の最新作 『ギターは謳う My Guitar’s Story』では、武満徹編のポピュラーソング集「12の歌」を20年ぶりに再録。ディアンス編のシャンソンや自編のジャズ・スタンダードとピアソラ作品を併録している。
武満徹の映画音楽をギター(またはギター・デュオ)のために原曲のスコアからアレンジするプロジェクトを1999年より継続的に行っており、これまでに3タイトルのCD(『どですかでん』『夢の引用』『森のなかで』)を発表。
楽譜は現代ギター社から『12のエチュード』『キネマ楽園 ギター名曲集』『Daisuke Suzuki The Best Collection for Guitar solo』を発売。2021年2月には、武満徹没後25周年を記念して、『武満徹 映画とテレビ・ドラマのための音楽 鈴木大介によるギター編曲作品集』が日本ショットより出版された。
横浜生まれ。洗足学園音楽大学客員教授。ギターを市村員章、福田進一、尾尻雅弘の各氏に、作曲を川上哲夫、中島良史の両氏に師事。ほかに、ザルツブルク・ モーツァルテウム音楽院においてエリオット・フィスク、ホアキン・クレルチの両氏に師事。
第10回出光賞、第56回芸術選奨新人賞を受賞。
公式ウェブサイト https://www.daisukesuzuki.com/
ブログ http://daisukesuzuki.at.webry.info/