公演情報

PDF表面:田部京子 CDデビュー30周年記念ピアノ・リサイタル

PDF裏面:田部京子 CDデビュー30周年記念ピアノ・リサイタル

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奥深い精神世界へと誘う、美しく繊細なピアニズム

田部京子 CDデビュー30周年記念ピアノ・リサイタル

タイトル 田部京子 CDデビュー30周年記念ピアノ・リサイタル
日 時 2023年6月1日(木)19:00開演(18:30開場)
会 場 札幌コンサートホール Kitara小ホール
料 金

全席指定 ¥5,000 (税込)

※車椅子席¥2,000(オフィス・ワンで取り扱い)

※未就学児の入場不可

曲 目

●吉松隆:プレイアデス舞曲集より「前奏曲の映像」「線形のロマンス」「鳥のいる間奏曲」「真夜中のノエル」

●J.S.バッハ/コルトー:アリオーソ

●メンデルスゾーン:無言歌集より「ないしょ話 op.19-4」「ベニスのゴンドラの歌第2番 op.30-6」

●グリーグ:ノクターンop.54-4

●シベリウス:もみの木op.75-5

●グリンカ/バラキレフ:ひばり

●シューマン/リスト:献呈 S.566

●ドビュッシー:月の光

●シューベルト:ピアノ・ソナタ第18番「幻想」 D.894 op.78

*曲目・曲順は変更となる場合がありますので予めご了承ください。

リンク 田部京子公式HP
コード [Pコード] 235-290 [Lコード] 12270

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日本を代表する実力派ピアニストとしてますます国際的評価の高まる田部京子のリサイタルが5年ぶりに札幌で開催されます。

日本音楽コンクールに最年少で優勝後、ベルリンを拠点に演奏活動を開始した田部京子は、数々の国際コンクールで受賞、バイエルン放送響、バンベルク響、モスクワ・フィル、ワルシャワ・フィル他多数と共演、又、室内楽でもアルバン・ベルク四重奏団、カルミナ四重奏団等世界のトップアーティストから共演者に指名される等、厚い信頼を寄せられてきました。

CDも35枚以上リリース、その多くが国内外で特撰盤に選出され極めて高い評価を得ております。
今回のCDデビュー30周年記念リサイタルでは、田部京子ならではの名演を堪能できる選りすぐりの名曲を集めたファン必聴プログラムをお届けいたします。

田部京子 (ピアニスト) Kyoko TABE (pianist)

田部京子

© Akira Muto

東京芸術大学附属高校在学中、日本音楽コンクールに最年少で第1位に輝き一躍注目を集めた。東京芸術大学に進学後、ベルリン芸術大学に学び、同大学、大学院を首席で卒業。エピナール国際ピアノ・コンクール第1位、シュナーベル・コンクール第1位、ミュンヘン国際音楽コンクール(ARD)第3位、ショパン国際ピアノ・コンクール最優秀演奏賞(Honourable mention)など輝かしい成績を収める。バイエルン放送響、バンベルク響、モスクワ・フィル、ワルシャワ・フィル、ポーランド放送響、バルセロナ市立管、サンノゼ響、リンツ・ブルックナー管、ローザンヌ室内管、ヴュルテンベルグ室内管、マンチェスター・カメラータ室内管、フランツ・リスト室内管ほか多数と共演。室内楽でもアルバン・ベルク四重奏団、カルミナ四重奏団など世界のトップアーティストから共演者に指名され、厚い信頼を寄せられている。カーネギーホール主催によりワイル・リサイタルホールでニューヨーク・デビューを果たす。これまでに、村松賞(音楽部門大賞)、新日鉄音楽賞などを受賞。

CDはDENON、CHANDOS、TRITONより合わせて30枚以上がリリースされ、シューベルト、メンデルスゾーン、シベリウス、ドビュッシー、グリーグ、シューマン、ブラームス、ベートーヴェンなど各作品集の多くが国内外で特選盤となり、ステレオレビュー(米)、BBCミュージックマガジン(英)、フォノフォルム(独)各誌で高い評価を受けている。スイスで放送された演奏家名を伏せた世界の名盤「シューベルト:ソナタ第21番」聴き比べの番組では、評論家、リスナーなどによる投票で第1位を獲得した。吉松隆『プレイアデス舞曲集』、同氏から献呈された協奏曲『メモ・フローラ』などでも注目を集めた。 カルミナ四重奏団との共演盤『ます&シューマン:ピアノ五重奏曲』(2008年)はレコード・アカデミー賞を受賞。

『ブラームス:後期ピアノ作品集』、『モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調、第21番ハ長調』がレコード芸術誌<リーダーズ・チョイス2012>器楽部門第1位、協奏曲部門第2位に、『ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30、31、32 番』も特選盤および<ベストディスク2015>(レコード芸術誌)で読者選出第3位にランクインするなど、高い評価を得て注目を集めている。2013年にはCDデビュー20周年を迎え、カルミナ四重奏団との日本ツアー、記念リサイタルなどを行った。

これまでに『シューベルト・チクルス』、『シューマン・プラス』、『BBワークス <ベートーヴェン&ブラームス>』のリサイタルシリーズ(浜離宮朝日ホール)が大成功を収めており、2016年11月からスタートした新リサイタルシリーズ『シューベルト・プラス』も好評を得ている。2016年秋に放送されたNHKドラマ「夏目漱石の妻」の挿入曲「シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番」の演奏でも話題を呼んだ。
2018年はCDデビュー25周年に当たり、東京芸術劇場にて一夜に2曲(モーツァルト&グリーグ)のピアノ協奏曲を演奏したほか、全国各地で記念リサイタルを行った。2020年には、ベートーヴェンの「ピアノ協奏曲ニ長調op.61a(ヴァイオリン協奏曲ニ長調op.61のピアノ協奏曲版)」と「皇帝」をサントリーホールにて一夜に2曲演奏し高い評価を得ている。2022年1月には、田部京子に献呈された「シューベルト:ピアノソナタ第21番ピアノ協奏曲版(吉松隆編曲)」の世界初演が多くの話題を集め、8月には大阪で関西初演となる。
第一線で演奏活動を続ける傍ら、桐朋学園大学院大学教授を務める。
現在、日本を代表する実力派ピアニストとしてますます人気を集め、2023年にはCDデビュー30周年を迎える。
公式HP: http://www.kyoko-tabe.com

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