一台のヴァイオリンから生み出される奇跡の音楽。美しく壮麗なバッハの世界。
前橋汀子 バッハ無伴奏ソナタ&パルティータ全曲演奏会
タイトル | 前橋汀子 バッハ無伴奏ソナタ&パルティータ全曲演奏会 |
---|---|
日 時 | 2014年4月5日(土) 3:00pm開演(2:30pm開場) |
会 場 | 札幌コンサートホール Kitara小ホール |
料 金 |
指定席 ¥4,000 (会員 ¥3,600) 〔税込〕 ※車椅子席 ¥2,000 (オフィス・ワンで取り扱い) 売り切れ ※未就学児の入場不可 |
曲 目 |
*演奏曲順は変更となる場合があります。 |
リンク | |
コード | [Pコード] 213-078 [Lコード] 16859 |
演奏活動50周年を経て、さらなる多くのファンを魅了し続けている前橋汀子が、ヴァイオリン音楽の最高峰として知られるバッハの無伴奏ソナタ&パルティータの全曲演奏に挑みます。
無伴奏全6曲は、古今東西の数多くのヴィルトゥオーゾたちが挑戦してきたバッハ畢生の傑作であり、ヴァイオリン音楽の最高峰とされてきました。
前橋汀子は、1988年に全曲録音を行ない、アルバムは、記念碑的傑作と絶賛され、1989年度のレコードアカデミー賞を受賞しております。
そしてさらなる円熟の時を迎えた今、魂のヴァイオリニスト前橋汀子が再び取り組むバッハの世界。2回の休憩をはさんで演奏される全6曲、ファン必聴のひとときをじっくりとお楽しみください。
前橋汀子 (ヴァイオリン) Teiko MAEHASHI, Violin

2012年、演奏活動50周年を迎えた前橋汀子は、日本を代表する国際的ヴァイオリニストとして、その優雅さと円熟味に溢れる演奏で、多くの聴衆を魅了してやまない。5歳より小野アンナ、斎藤秀雄、ジャンヌ・イスナールに学んだのち、17歳で旧ソ連国立レニングラード音楽院(現サンクトペテルブルク音楽院)創立100年記念の一環として、日本人初の留学生に選ばれ、ミハイル・ヴァイマンのもとで3年間学んだ。
その後、ニューヨーク・ジュリアード音楽院でロバート・マン、ドロシー・ディレイ等の指導を受け、さらにスイスでヨーゼフ・シゲティ、ナタン・ミルシテインの薫陶を受けた。
その後、国内外で活発な演奏活動を展開、ベルリン・フィル、英ロイヤル・フィル、フランス国立管、クリーブランド管、イスラエル・フィル等を始めとする世界中のオーケストラと、ストコフスキー、メータ、ロストロポーヴィチ、ケンペ、サヴァリッシュ、マズア、小澤征爾ほか多彩なマエストロたちと協演している。
室内楽の分野でも、ピアノのイェルク・デームス、クリストフ・エッシェンバッハ、アナトール・ウゴルスキ等の名手たちと共演している。
また、レニングラードの変貌ぶりをレポートしたNHKテレビ番組『前橋汀子・わが心の旅』は多くの人々に感動を与えた。
近年小品を中心とした親しみやすいプログラムによるリサイタルを全国各地で展開、2005年から年1回東京・サントリーホールで開催している「アフタヌーン・コンサート」は大好評を博している。一方、J.S.バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ」全曲演奏会、ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会など、本格的なプログラムにも積極的に取り組んでいる。
2004年日本芸術院賞、2007年第37回エクソンモービル音楽賞洋楽部門本賞受賞。2011年春の紫綬褒章受章。
使用楽器は1736年製作のデル・ジェス・グァルネリウス。