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PDF表面:宮崎陽江 ヴァイオリン協奏曲の夕べ

PDF裏面:宮崎陽江 ヴァイオリン協奏曲の夕べ

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宮崎陽江 ヴァイオリン協奏曲の夕べ

指揮:矢崎彦太郎/共演:札幌交響楽団

タイトル 宮崎陽江 ヴァイオリン協奏曲の夕べ
日 時 2013年10月1日(火) 7:00pm開演(6:30pm開場)
会 場 札幌コンサートホール Kitara小ホール
料 金

一般 ¥4,000 (会員 ¥3,600) 学生 ¥2,000 (自由席・税込)

※未就学児の入場不可

出 演 宮崎陽江 (ヴァイオリン)、矢崎彦太郎 (指揮)、札幌交響楽団
曲 目

●モーツァルト:歌劇「ドン・ジョバンニ」序曲、ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219「トルコ風」

●パガニーニ:イ・パルピティ Op.13

●フォーレ:組曲《マスクとベルガマスク》 Op.112、ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.14

リンク
コード [Pコード] 202-196 [Lコード] 15417

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スイスを拠点にヨーロッパと日本で演奏活動を続ける宮崎陽江のコンサート。今年は、矢崎彦太郎指揮札幌交響楽団との共演で、「歌」をテーマにプログラムが組まれました。パガニーニやフォーレの演奏されることの少ない隠れた名曲もお楽しみに。

宮崎陽江 (ヴァイオリニスト) Yoe Miyazaki, Violin

宮崎陽江

ニューヨーク州イタカ市生まれ、幼少期をパリにて過ごし、3歳よりヴァイオリンを始める。桐朋学園高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部演奏学科卒業。その間、堀正文、山口裕之、江戸純子各氏に師事。同大学を卒業と同時に全額奨学金を得て米国タングルウッド音楽祭(小澤征爾監修)に参加。後、ジュネーヴ高等音楽院に留学、名匠ジャン=ピエール・ヴァレーズ氏に師事。在学中、室内楽をガボール・タカーチ、モダン・バロック両楽器をハンス=ハインツ・シュネーベルガー氏の元で学ぶ。1997年、同音楽院をプルミエ・プリ(一等賞)にて卒業。これまでにスイス、フランス、スペイン、オーストリアなど、ヨーロッパ各地での演奏会、国際音楽祭に多数出演、また、ソリスト・ド・ジュネーヴ、ジュネーヴ室内管弦楽団、ブドヴァイス管弦楽団、などと共演を果たす。

日本では札幌コンサートホールKitara(07年~)、銀座王子ホール (08年)、カザルスホール(09年)、浜離宮朝日ホール(10~12年)などでリサイタルを行い、好評を博す。2008年よりオクタヴィア・ジャパンから4枚のCDをリリース。更にはスイスと日本を拠点としたスタイルを生かし、音楽の源流、作曲家の足跡を求めてヨーロッパ各地を取材・撮影したDVDシリーズで、ナヴァラ交響楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団と共演するなど、多方面で活動を展開。2010年から2012年にかけては、師であるジャン=ピエール・ ヴァレーズらとピアノ五重奏「YOE’s Project」として活動。ヨーロッパ各地にてコンサートを開催し、フランスの優れたピアノ五重奏曲の発掘、録音を行っている。2013年に予定されている公演では、パガニーニ「イ・パルピティOp.13」(ヴァイオリン+オーケストラ版)を日本で初演するなど、隠れた名作の紹介を積極的に行い、音楽文化の普及・発展に取り組んでいる。 http://www.yoe.jp/

矢崎彦太郎(指揮) Hikotaro Yazaki, Conductor

上智大学数学科で学んだ後、東京藝術大学指揮科に再入学、金子登、渡邊暁雄、山田一雄各氏に指揮法を学ぶ。日本フィル指揮研究員として小澤征爾の助手を務め、その後ヨーロッパにて、スワロフスキー、チェリビダッケなどに師事。

ブザンソン国際指揮者コンクールなどに入賞を果たし、1975年ボーンマス交響楽団皮切りに本格的に指揮活動を開始、BBC響などに招かれる。1979年よりパリに拠点を移す一方、同年には東京交響楽団定期を指揮し日本にも本格的なデビューを果たす。

これまでに、東京交響楽団指揮者、旧西ドイツホフ交響楽団(西独)音楽監督・首席指揮者、フランス国立トゥールーズ室内管弦楽団首席客演指揮者などを歴任。2002年より東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団首席客演指揮者を務め、シンガポールなどの海外公演を成功に導く。また、2000年よりバンコク交響楽団名誉指揮者を、2004年から2009年まで同楽団音楽監督・首席指揮者、2005年よりジャカルタのヌサンタラ交響楽団音楽監督、2009年よりガラヤニ ワタナ オーケストラ指揮者を兼任。

2000年フランス政府より芸術文化勲章シュヴァリエを、2008年には同オフィシエ勲章を受勲。2002年エクソンモービル音楽賞奨励賞を受賞。パリ在住。 http://www.hirasaoffice06.com/files/con3yazaki.htm

札幌交響楽団

札幌交響楽団は、1961年「札幌市民交響楽団」の名称で発足。62年に「財団法人札幌交響楽団」となり、2009年には北海道初の公益財団法人となった。国土の22パーセント、人口550万人を超える北海道唯一のプロ・オーケストラとして、「札響」の愛称で親しまれ、年間120以上の公演を行っている。これまで指揮者には荒谷正雄、ペーター・シュヴァルツ、岩城宏之、秋山和慶等が歴任。現在、音楽監督に尾高忠明、首席客演指揮者にラドミル・エリシュカという充実した指揮者陣を敷く。1997年以来優れた音響で世界に知られる札幌コンサートホールKitaraを本拠にし、透明感のあるサウンドとパワフルな表現力は雄大な北海道にふさわしい魅力を放つオーケストラとして近年ますます評価を高めている。

尾高忠明は、81年から86年まで正指揮者、98年からミュージック・アドヴァイザー/常任指揮者、2004年には音楽監督に就任した。尾高との01年の英国公演、05年の韓国公演は高い評価を得た。11年5月の札響創立50周年を記念したヨーロッパ演奏旅行は英国のロンドン、ドイツのミュンヘン、デュッセルドルフ、イタリアのミラノ、サレルノの3カ国5都市で絶賛を博し、今や札響が日本を代表するオーケストラであることを証明した。

尾高と札響はレコーディングにも積極的で、シベリウス、グリーグ、ドヴォルジャーク、エルガー、邦人作品等がある。11年9月から12月の「ベートーヴェン・ツィクルス」は演奏会と並行し全曲レコーディングにも取り組み、その成果は12年5月に5枚組みの「ベートーヴェン:交響曲全集」として発売となった。チェコの巨匠エリシュカは08年首席客演指揮者に就任以来、全国的に注目を集め、札響とのチェコ音楽のCDは音楽雑誌で推薦盤に選ばれるなど評価が高い。 http://www.sso.or.jp/

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