日本の室内オーケストラの最高峰を目指し、ピアニストの辻井伸行とヴァイオリニストの三浦文彰をアーティスティック・リーダーに名プレイヤーが集結した夢のオーケストラ<ARKフィルハーモニック>。
そのARKフィルがレジデンス・オーケストラを務める都市型音楽祭<サントリーホールARKクラシックス>の核となる圧巻の室内楽コンサートが、この度札幌Kitaraにて開催されます。
辻井伸行と三浦文彰を中心に、ナカリャコフ(トランペット)、高木綾子(フルート)、ユンソン(チェロ)等、豪華ソリストと日本をリードする実力派の弦楽奏者が集う究極のアンサンブルを是非お聴き逃しなく。
タイトル | 究極の室内楽 辻井伸行&ARKソロイスツ |
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日時 | 2025年10月15日(水)19:00開演(18:15開場) |
会場 | 札幌コンサートホール Kitara大ホール |
料金 |
S ¥12,000/A ¥10,000/B ¥8,000 (税込) ※車椅子席(¥12,000)はオフィス・ワンで取り扱い ※未就学児の入場不可 ※営利目的の転売禁止 ※6/6(金)発売 |
出演 | 辻井伸行(ピアノ)、三浦文彰(ヴァイオリン)、セルゲイ・ナカリャコフ(トランペット)、高木綾子(フルート)、松浦奈々(ヴァイオリン)、直江智沙子(ヴァイオリン)、鈴木康浩(ヴィオラ)、瀧本麻衣子(ヴィオラ)、ユンソン(チェロ)、清水詩織(チェロ)、ヨナタン・ローゼマン(チェロ)、大槻 健(コントラバス) |
曲目 |
●ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 《雨の歌》:第1楽章 ●フランク:ヴァイオリン・ソナタ[フルート版]:第1楽章 ●アーバン:ヴェニスの謝肉祭による変奏曲 ●チャイコフスキー:ナポリの踊り ●ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番:第4楽章 ●モーツァルト:弦楽四重奏曲第17番 《狩》 ●シューベルト:ピアノ五重奏曲 《ます》 |
コード | [Pコード] 298-737 [Lコード] 12179 |
辻井伸行オフィシャル・エアライン:全日本空輸株式会社/主催:オフィス・ワン/企画・制作:エイベックス・クラシックス/制作協力:インタースペース
辻󠄀井伸行(ピアノ)Nobuyuki Tsujii, piano

© Yuji Hori
以来、世界的なピアニストのひとりとして活躍し、ニューヨークのカーネギーホールの主催公演やイギリス最大の音楽祭「プロムス」などにイギリスの著名オーケストラのソリストとして出演し大成功を収めるほか、ウィーン楽友協会やベルリン・フィルハーモニー、パリのシャンゼリゼ劇場などの世界の著名なホールで例年コンサートを開催し高い評価と多くの聴衆の支持を得ている。
また、欧米の一流オーケストラからソリストとしての出演希望を数多く寄せられ、ゲルギエフやアシュケナージなどの世界的指揮者からも高い評価を受け、これまでに数多くの共演を行っている。
2024年に名門ドイツ・グラモフォンと日本人ピアニストとして初の専属契約を締結し、第1弾「べートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番《ハンマークラヴィーア》、遥かなる恋人に」をリリース。
今後の世界的活躍がもっとも期待されているピアニストのひとりである。
〈サントリーホール ARKクラシックス〉のアーティスティック・リーダー、2024年からはARKフィルハーモニックのレジデント・ピアニストを務める。
三浦文彰(ヴァイオリン)Fumiaki Miura, violin

© Masahiro Uto
18年に〈サントリーホール ARKクラシックス〉のアーティスティック・リーダー、24年にARKフィルハーモニックのアーティスティック・ディレクターならびに宮崎国際音楽祭の音楽監督に就任。
ロサンゼルス・フィル、イスラエル・フィル、マリインスキー劇場管、ベルリン・ドイツ響、バルセロナ響、エーテボリ響などと共演。
共演した指揮者には、ドゥダメル、ゲルギエフ、フェドセーエフ、ズーカーマンなどが挙げられる。
国内では、大河ドラマ「真田丸」テーマ音楽を演奏したことや「情熱大陸」への出演も大きな話題になった。
近年は指揮活動も始め、アリカンテ響、東京フィル、京響、広響、ARKフィルなどを指揮。
25年には、ソリストとしてフィルハーモニア管と共演し、5月にはバンベルク響と共演する。CDはエイベックスよりリリース。
09年度第20回出光音楽賞受賞。22年「Forbes」Asiaにおいて「30 under 30(世界を変える30歳未満の30人)」に選出される。
使用楽器は株式会社クリスコ(志村晶代表取締役)から貸与された1732年製グァルネリ・デル・ジェス「カストン」。
セルゲイ・ナカリャコフ(トランペット)Sergei Nakariakov, trumpet

© Thierry Cohen
誰にも真似のできない超絶的な演奏テクニックとビードロのような美しい音色から「トランペット界のパガニーニ」、「トランペット界のカルーソー」とも呼ばれる。
レパートリーは幅広く、トランペットのためのオリジナル曲はもちろん、ヴァイオリンのための超絶技巧曲やフリューゲルホルンによるチェロやホルンのための作品演奏でも高い評価を受けている。
中でもクラリネット奏者で作曲家でもあるヴィトマンが、彼のために作曲した作品は循環呼吸や超絶的なタンギングを多用したトランペットの限界を超えた衝撃的な作品で、彼の類まれな実力と評価を不動のものとした。
これまでに世界的に著名な指揮者やソリストとも多数共演し、CDも数多くリリースしており、本人名義のCDはもちろんのこと、アルゲリッチとの共演による協奏曲や室内楽曲のCDも高く評価されている。
ARレゾナンス社製のトランペットとマウスピース、アントワーヌ・クルトワ社製のフリューゲルホルンを使用。
高木綾子(フルート)Ayako Takagi, flute

© FUMI
日本音楽コンクール第1位、日本フルートコンベンションコンクール優勝、日本管打楽器コンクール第1位および特別賞、新日鐵音楽賞フレッシュアーティスト賞、ジャン=ピエール・ランパル国際フルートコンクール第3位、神戸国際フルートコンクール第3位など多数の受賞歴を誇る。
国内主要オーケストラとの共演はもとより、新イタリア合奏団、シュトゥットガルト室内管、ミラノ弦楽合奏団、サンクトペテルブルク響、フランツ・リスト室内管などと共演。パリ室内管と共演してパリ・デビュー。CD録音多数。東京藝術大学准教授、および
洗足学園音楽大学客員教授、日本大学芸術学部、武蔵野音楽大学、桐朋学園大学の非常勤講師として後進の指導にもあたっている。
松浦奈々(ヴァイオリン)Nana Matsuura, violin

桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学を首席で卒業、読売新聞社主催演奏会に出演。第15回宝塚ベガ音楽コンクール弦楽器部門第1位。
ヴァイオリンを故・工藤千博、原田幸一郎の両氏に、室内楽を徳永二男、毛利伯郎の両氏に師事。
日本センチュリー交響楽団アシスタント・コンサートミストレスを経て、2015年4月より同楽団コンサートマスターに就任。
ベートーヴェン全曲演奏会」が評価され、大阪市より2019年度咲くやこの花賞受賞。トリトン晴れた海のオーケストラ、ARKフィルハーモニックメンバー。
直江智沙子(ヴァイオリン)Chisako Naoe, violin

© Ayane Shindo
在学中より小澤征爾音楽塾、宮崎国際音楽祭、水戸室内管弦楽団、JT室内楽シリーズ、東京のオペラの森、サイトウ・キネン・フェスティバル松本、トリトン晴れた海のオーケストラなどの音楽祭、室内オーケストラに参加。
また、広響、京響、新日本フィル、山響、札響などの各オケで度々ゲスト首席奏者を務めている。
これまでに故・荒谷正雄、市川映子、徳永二男の各氏に師事。
団法人ロームミュージックファンデーションの奨学金を得てベルリンに留学、シュテファン・ピカール氏に師事。現在、神奈川フィルハーモニー管弦楽団第2ヴァイオリン首席奏者。
鈴木康浩(ヴィオラ)Yasuhiro Suzuki, viola

© 王子ホール 横田敦史
ヴァイオリンを辰巳明子氏、ヴィオラを岡田伸夫氏に師事。
第12回宝塚ベガ音楽コンクール弦楽部門第1位ほか受賞多数。
2001年からベルリンのカラヤン・アカデミーで研鑽を積んだ後、ベルリン・フィルの契約団員となる。
04年に帰国。各地でリサイタルを行うほか、ラ・フォル・ジュルネや読売日本交響楽団のソリストとして演奏、好評を博す。
サイトウ・キネン・オーケストラなどで活躍しながら、王子ホールのランチタイムコンサートなど室内楽にも力をいれて活動をしている。桐朋学園大学、昭和音楽大学、洗足学園音楽大学で講師を務め後進の指導にあたっている。読売日本交響楽団ソロ首席ヴィオラ奏者。
瀧本麻衣子(ヴィオラ)Maiko Takimoto, viola

© Yoshinori Kurosawa
卒業後はシュトゥットガルト音楽大学院にてアンドラ・ダーツィンスに師事。第10回東京音楽コンクール弦楽器部門第3位。
独Carl-Wendling室内楽コンクール第3位。Quartet Venereとしてウィーン国立音大室内楽アカデミーにて、Artis-Preis受賞(第1位)。
ORF(オーストリア放送協会)受賞者演奏会に出演。水戸室内管弦楽団、別府アルゲリッチ音楽祭などに参加。
2013年よりサイトウ・キネン・オーケストラのメンバーとして参加している。
2010〜2011年ロームミュージックファンデーション海外派遣奨学生。
現在は、新日本フィルハーモニー交響楽団首席ヴィオラ奏者、ARK フィルハーモニックメンバー。
ユンソン(チェロ)Young Song, cello

9歳でソウル・フィルにデビュー。ジュリアード音楽院プレカレッジを経て英国王立ノーザン音楽大学に学ぶ。
2002年パウロ国際チェロ・コンクール入賞。
これまでにイギリス室内管、ヘルシンキ・フィル、フィンランド放送響等と共演。
カーネギーホール、チューリヒ・トーンハレ、ウィグモアホール等世界の主要ホールに出演。
またアルゲリッチ、バシュメットら多くの著名音楽家と共演し、高い評価を得ているほか、ヴェルビエ、ラインガウ、プラド・カザルス等著名国際音楽祭へ度々招聘されている。
日本では読響、新日本フィル、チョン・ミョンフン指揮アジア・フィル等と共演している。
清水詩織(チェロ)Shiori Shimizu, cello

桐朋女子高等学校を経て、2008年、桐朋学園大学音楽学部演奏学科を卒業。2010年3月、桐朋オーケストラ・アカデミー研修課程を修了。
2002年、いしかわミュージックアカデミーにてIMA音楽賞を受賞。
2006年、第7回ビバホールチェロコンクール第4位入賞。
チェロを毛利伯郎氏に、室内楽を徳永二男、原田幸一郎、毛利伯郎、東京クヮルテットの各氏に師事。
現在、東京都交響楽団団員。
ヨナタン・ローゼマン(チェロ)Jonathan Roozeman, cello

© Tuomas Tenkane
15年チャイコフスキー国際コンクール第6位入賞。
これまでにマリインスキー劇場管、サンクトペテルブルク・フィル、モスクワ・ヴィルトゥオージ、フィンランド放送響と、指揮者ではワレリー・ゲルギエフ、サカリ・オラモ、ユッカ=ペッカ・サラステ、オッコ・カム、オスモ・ヴァンスカらと共演。
若手ながらその非凡ともいえる高度な音楽性で音楽家として既に確固たる地位を築いている。14年にはオリ・ムストネンのチェロ・ソナタを作曲家自身のピアノで初演、17年にはヘルシンキ、ストックホルム、ニューヨークでエサ=ペッカ・サロネンの“Mania”を演奏した。
先シーズンはソウル・フィル、韓国響との初共演にて成功を収め、母国フィンランドではクルーセル音楽祭にてタピオラ・シンフォニエッタと共演。
大槻 健(コントラバス)Ken Otsuki, contrabass

© Ayane Shindo
池松宏、永島義男、西山真ニ、林武寛、吉田秀の各氏に師事。これまでに日本各地のオーケストラの客演首席奏者を務めたほか、室内楽の分野でも国内外の多数のアーティストと共演。
NOVA Record発売のアルバム「反田恭平MLMナショナル管弦楽団2019」内にてシューマン作曲「アダージョとアレグロ」、ヘンデル=ハルヴォルセン作曲「パッサカリア」を収録。反田恭平プロデュースJapan National Orchestraコアメンバーとして国内各地、イタリアへのツアーに参加。
浜離宮朝日ホール、紀尾井ホールにてソロ、室内楽のコンサートを開催。
読売日本交響楽団首席コントラバス奏者。
先行予約情報
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