巨匠アシュケナージのピアノ、伝説の美音再び・・・
ウラディーミル&ヴォフカ・アシュケナージピアノ・デュオ2016
タイトル | ウラディーミル&ヴォフカ・アシュケナージ ピアノ・デュオ2016 |
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日 時 | 2016年5月11日(水) 7:00pm開演(6:30pm開場) |
会 場 | 札幌コンサートホール Kitara大ホール |
料 金 |
S ¥10,000 / A ¥8,000 / B ¥6,000 (指定席・税込) ※車椅子席 ¥3,000 (オフィス・ワンにて取り扱い) ※未就学児の入場不可 |
曲 目 |
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リンク | |
コード | [Pコード] 285-325 [Lコード] 15829 |
20世紀を代表するピアニストの一人としての絶大な人気を誇った巨匠アシュケナージは、その後指揮者としても40年以上にわたり多彩な活動を重ね世界中の音楽愛好家に感動を与え続けてきました。
近年、長男ヴァフカとの共演でピアノ・デュオのCD「ドビュッシー&ラヴェル」と「ロシアン・ファンタジー」の2作をリリース、2011年にはデュオによる日本公演も行いファンを喜ばせております。
この度、2014年の札幌公演から2年ぶりとなるデュオ・リサイタルが再び実現、あの伝説の美音、父子ならではの息の合った演奏をお届けできることになりました。ファン待望のラフマニノフとラヴェル、そして「モルダウ」はどのように演奏されるのでしょうか。魅力的なプログラムで至福のひとときをお過ごしください。
ウラディーミル・アシュケナージ Vladimir Ashkenazy
1955年ショパン・コンクールにて世界にその名を知らしめて以来、ウラディーミル・アシュケナージは、ピアニストとして傑出したキャリアを誇るだけでなく、アーティストとして多彩な活動を積極的に展開し、世界の音楽愛好家に感動を与え続けている。クリ―ヴランド管弦楽団首席指揮者、ベルリン・ドイツ交響楽団首席指揮者・音楽監督、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者、NHK交響楽団の音楽監督を歴任、2009年1月よりシドニー交響楽団の首席指揮者・音楽アドヴァイザーに就任。また、桂冠指揮者を務めるフィルハーモニア管弦楽団、NHK交響楽団、アイスランド交響楽団や、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、サンフランシスコ交響楽団などの指揮台に定期的に登場している。またEUユース・オーケストラの音楽監督も務め後進の育成にも力を注いでいる。ピアニストとしてのアシュケナージは、舞台を主にレコーディング・スタジオに移して、1999年グラミー賞を受賞したショスタコーヴィッチ「プレリュードとフーガ」や、バッハ「平均律クラヴィーア曲集」、ラフマニノフのピアノ作品全集、ヴォフカ・アシュケナージとのデュオ作品集などに見られる様に、多彩で広範囲にわたる作品の録音に、献身的に取り組み続けている。
ヴォフカ・アシュケナージ Vovka Ashkenazy
モスクワ生まれ、アイスランドと英国に育ったヴォフカは、幼少よりピアノをはじめ、やがてロイヤル・ノーザン・カレッジにてスラミータ・アロノフスキーらに師事。1983年にバービカンセンターにて、リチャード・ヒコックス率いるロンドン交響楽団とチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を共演しロンドンデビューを飾って以来、多岐に渡る活動を繰り広げている。近年では、セミヨン・ビシュコフ、マルティン・フィッシャー=ディースカウ、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキらと、ハリウッド・ボウル、シドニー・オペラハウス、ベルリン・フィルハーモニーなどにて共演。室内楽奏者として、ヴァシリス・ツァブロプロス、レイキャビク木管五重奏団、ディミトリ・アシュケナージらと共演、録音も行っている。ウラディーミル・アシュケナージとのピアノ・デュオとしてデッカより2009年にリリースされたフレンチ・デュオ作品集は、各方面から高い評価を得ている。コンサート活動の傍ら、オーストラリア、デンマーク、イギリス、ギリシャ、グアテマラ、アイスランド、ノルウェー、スウェーデン、米国などでマスタークラスを開催するなど、教育活動にも力を注いでいる。