デビュー50周年記念
千住真理子ドラマティック・コンチェルト
指揮:岩村 力/管弦楽:札幌交響楽団
全日本学生音楽コンクール小学生の部優勝、パガニーニ国際コンクール最年少入賞等、幼いころから注目を集めてきた千住真理子は、「天才少女」と呼ばれるストレスからヴァイオリンを離れて慶應義塾大学哲学科へと進み話題となったこともありました。
その後、再びプロへの道を志し国内外で活躍、高い評価を得ましたが、2002年秋、ストラディヴァリウスの中でも黄金期に制作された最高傑作と言われ、300年もの間、弾かれることなく眠っていた幻の名器“デュランティ”との運命的な出会いを経て、演奏家としてあらたなステージを歩み始めました。
今回は、デビュー50周年記念コンサートとして、札響との共演による名曲コンチェルトをお楽しみください。
タイトル | 千住真理子ドラマティック・コンチェルト |
---|---|
日時 | 2025年9月29日(月)19:00開演(18:15開場) |
会場 | 札幌コンサートホール Kitara大ホール |
料金 |
S ¥8,000/A ¥7,000/B ¥6,000/C ¥5,000 [税込] ※車椅子席 ¥5,000(オフィス・ワンで取り扱い) ※6/6(金)発売 |
出演 | 千住真理子(ヴァイオリン)、岩村力(指揮)、札幌交響楽団(管弦楽) |
曲目 |
●J.S.バッハ/ウィルヘルミ編:G線上のアリア ●メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調作品64 ●チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調作品35 ●サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン |
リンク | |
コード | [Pコード] 298-733 [Lコード] 12175 |
千住真理子(ヴァイオリン)Mariko Senju, Violin

© 笹口悦民
2002年秋、ストラディヴァリウス「デュランティ」との運命的な出会いを果たし話題となる。
コンサート活動以外にも、講演会やラジオのパーソナリティを務めるなど、多岐に亘り活躍。また、チャリティーコンサート等、社会活動にも関心を寄せている。
これまでにリリースされたCDは数々の賞を受賞。
2025年はデビュー50周年を迎え、全国で演奏会を予定。春にはデビューアルバムと同じ「メンデルスゾーン&チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲」をリリース。
オフィシャルサイト http://marikosenju.com/
岩崎 力(指揮)Chikara Iwamura, Conductor

© Naoyasu Uema
2000-07年NHK交響楽団アシスタントコンダクター。
2010年より兵庫芸術文化センター管弦楽団レジデントコンダクターを務めている。
2015年、兵庫県功労者表彰(文化功労)受賞。
札幌交響楽団Sapporo Symphony Orchestra

© Y.Fujii
歴代指揮者は名誉創立指揮者の荒谷正雄、ペーター・シュヴァルツ、岩城宏之、秋山和慶、尾高忠明、マックス・ポンマー、ラドミル・エリシュカ、マティアス・バーメルトなどが務め、現在は、名誉音楽監督 尾高忠明、友情指揮者 広上淳一、首席客演指揮者 下野竜也、正指揮者 川瀬賢太郎を擁し、2025年4月からエリアス・グランディを首席指揮者に迎えた。2024年4月現在の団員数は、コンサートマスターを含めて74名。年間の公演回数は道内外で約120回のオーケストラ・コンサートを行うほか、積極的に地域活動に参加し、小編成での教育福祉活動を北海道全域で展開している。50周年のヨーロッパツアーなど節目ごとに海外公演を行い、これまでにアメリカ、英国、ドイツ、イタリア、東南アジア、韓国、台湾を訪問、各地で好評を博した。北海道を拠点に世界に発信するオーケストラとしてますますの充実と発展を目指している。
先行予約情報
下記日程で先行予約をお受けいたします。座席指定可(お一人8枚まで)。
予定数に達した時点で受付終了とさせていただきます。
ぴあWEB先行予約
電話先行予約
5/29(木)10:30 受付開始
- オフィス・ワン
- TEL. 011-612-8696
- (平日10:30~17:00)
※5/28までに会員登録が必要です。電話でお申込みください。会員登録番号をお知らせいたします。
尚、5/28は他公演先行予約受付のため電話がつながり難くなることが予想されますので、ご希望の方はお早めにお申し込みください。

哀しく美しいメンデルスゾーン、深くドラマティックなチャイコフスキー。
この2大名曲ヴァイオリン・コンチェルトはステージに立ち始めた50年前から、
ずっと私の憧れの存在であり続けてきた。
時に私を包み込み、或いは拒絶し、そして私を導き、その見つめる方向を指し示してくれた。
祈りのバッハと共に平和を祈り、痛む心を慰められ、
心躍るサラサーテはヴァイオリンという楽器の面白さを教えてくれた。
デビュー50周年の節目を迎えた今、この名曲を皆様に聴いていただける歓びを音にしたい。
我が相棒であるストラディヴァリウス“デュランティ”をこの胸に抱え、
この日、感謝を込めて愛しの旋律を奏でたい。
千住真理子 2025年