公演情報

PDF表面:トランス=シベリア芸術祭 in Japan 2016 レーピン&諏訪内&マイスキー&ルガンスキー

PDF表面:トランス=シベリア芸術祭 in Japan 2016 レーピン&諏訪内&マイスキー&ルガンスキー

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トランス=シベリア芸術祭 in Japan 2016 レーピン&諏訪内&マイスキー&ルガンスキー ~札幌=ノボシビルスク姉妹都市交流、シベリア・北海道文化センター20周年記念~

タイトル トランス=シベリア芸術祭 in Japan 2016 レーピン&諏訪内&マイスキー&ルガンスキー
日 時 2016年6月20日(月) 7:00pm開演(6:30pm開場)
会 場 札幌コンサートホール Kitara大ホール
料 金

S ¥11,000 / A ¥8,000 / B ¥5,000  (税込)

※車椅子席 ¥5,000 (オフィス・ワンで取り扱い)

出 演

ヴァイオリン:ワディム・レーピン、諏訪内晶子、田中杏菜)

ヴィオラ:アンドレイ・グリチュク(ベルリン・ドイツ・オペラ首席奏者)

チェロ:ミッシャ・マイスキー

ピアノ:ニコライ・ルガンスキー

曲 目

●プロコフィエフ:2台のヴァイオリンのためのソナタ ハ長調 作品56
(レーピン、諏訪内)

●ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲 イ長調 作品81
(諏訪内、田中、グリチュク、マイスキー、ルガンスキー)

●チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲 イ短調 作品50 「偉大な芸術家の思い出に」
(レーピン、マイスキー、ルガンスキー)

コード [Pコード] 290-253 [Lコード] 13821

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世界トップアーティストの一人として精力的に活躍するヴァイオリンの名手ワディム・レーピンが自ら芸術監督を務めるトランス=シベリア芸術祭は、レーピンの生まれ故郷ノボシビルスクを拠点に2014年にスタート、音楽を中心に、美術展、映画上映、バレエ等も含め、多彩なアーティストが集い自由な交流による新たな試みが行われてきました。

第3回目を迎える2016年、日本公演開催が決まり、ノボシビリスクと姉妹都市である札幌で、レーピン(ヴァイオリン)、諏訪内晶子(ヴァイオリン)、マイスキー(チェロ)、ルガンスキー(ピアノ)という豪華メンバーが共演する室内楽公演が実現することになりました。稀有なこの機会を是非お聴き逃しなく!

ワディム・レーピン (ヴァイオリン)

ワディム・レーピン

1971年ノヴォシビルスク生まれ。5歳でヴァイオリンをはじめ、その6ヶ月後にはステージで初めての演奏を果たした。11歳でヴィエニャフスキ・コンクール優勝、1985年には14歳にして東京、ミュンヘン、ベルリン、ヘルシンキ、翌年にはカーネギーホールにデビュー。そしてさらに2年後、17歳でエリザベート王妃国際コンクール優勝、以来、ベルリン・フィル、ボストン響、シカゴ響、クリーヴランド管、イスラエル・フィル、ロンドン響、パリ管、コンセルトヘボウ管弦楽団、サンクトペテルブルク・フィル、スカラ・フィルをはじめ、世界有数のオーケストラと共演を続けている。リサイタル、室内楽でもルガンスキー、アルゲリッチ、キーシン、マイスキー、クニャーゼフ等がパートナーである。CD録音も多く、ワーナー、ドイツ・グラモフォンに数々の名盤を残している。使用楽器は1735年作のグァルネリ・デル・ジェズ「ラフォン」。2014年より芸術監督として故郷ノヴォシビルスクにてトランス・シベリア芸術祭を主宰している。

諏訪内晶子 (ヴァイオリン)

諏訪内晶子

1990年史上最年少でチャイコフスキー国際コンクール優勝。これまでに小澤征爾、マゼール、デュトワ、サヴァリッシュらの指揮で、ボストン響、フィラデルフィア管、パリ管、ベルリン・フィルなど国内外の主要オーケストラと共演。BBCプロムス、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン、ルツェルンなどの国際音楽祭にも多数出演。2012年、2015年、エリザベート王妃国際コンクールヴァイオリン部門審査員。2012年より「国際音楽祭NIPPON」を企画制作し、同音楽祭の芸術監督を務めている。デッカより13枚のCDをリリース。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコース修了。文化庁芸術家在外派遣研修生としてジュリアード音楽院本科及びコロンビア大学に学んだ後、同音楽院修士課程修了。国立ベルリン芸術大学でも学んだ。使用楽器は、日本音楽財団より貸与された1714年製作のストラディヴァリウス「ドルフィン」。

ミッシャ・マイスキー (チェロ)

ミッシャ・マイスキー

ラトヴィア共和国生まれ。ロストロポーヴィチとピアティゴルスキ両巨匠に師事した世界で唯一のチェリスト。ロンドン、パリ、ベルリンなど世界の主要ホールに出演、熱狂的な支持を受け続けている。ドイツ・グラモフォンの専属アーティストとして、25年間で30を超える録音をリリース。これまでにグラミー賞へのノミネートやエコー・ドイツ・シャルプラッテン、パリのディスク・グランプリなど受賞多数。その輝かしいキャリアのなかでも特にバッハの演奏では高い評価を得ており、2000年にはバッハ・プログラムで100以上の公演を行い、無伴奏チェロ組曲の3度目のレコーディングもリリースされた。これまでにバーンスタイン、メータ、ムーティ、レヴァイン、シノーポリ、バレンボイムら名指揮者たち、さらにアルゲリッチ、ルプー、キーシン、P.ゼルキン、クレーメル、バシュメット、ヴェンゲーロフほか世界のトップ・アーティストらと共演している。

ニコライ・ルガンスキー (ピアノ)

ニコライ・ルガンスキー

モスクワ音楽院に学び、師タチアナ・ニコラーエワは、彼をロシアの偉大なピアニストの系譜を継承する「次なるピアニスト」と賞賛した。近年もボストン響、ニューヨーク・フィル、パリ管、ロンドン響、サンクトペテルブルク・フィルなどへの客演のほか、ベルリン・コンツェルトハウス、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ロンドン・ウィグモアホール、モスクワ音楽院大ホール、シャンゼリゼ劇場など世界の音楽の殿堂でリサイタル、そしてミッシャ・マイスキー、ワディム・レーピン、アレクサンドル・クニャーゼフらと室内楽を行っている。BBCプロムス、ラ・ロック・ダンテロン、ヴェルビエ、エディンバラなどの国際音楽祭にも定期的に登場。レコーディングも多く、最新盤はシューベルトの作品集、これまでディアパソン・ドール、エコー・クラシック、ドイツ・レコード批評家賞など受賞も多数。2013年にはロシアの芸術家に与えられる栄誉称号である、ロシア人民芸術家を授与されている。

田中杏菜 (ヴァイオリン)

1996年生まれ。5歳でヴァイオリンを始める。2007年以来ノヴォシビルスク音楽学校のマリーナ・クジナのクラスに学ぶ。2011年オムスクのヤンケレヴィッチ国際コンクール、2012年ウラジオストック国際コンクールにて優勝、2013年にはワイマールのシュポア国際コンクールで第2位入賞。2012年よりワディム・レーピン財団の奨学金を受けている。2014年ノヴォシビルスクのトランス=シベリア芸術祭、サンクトペテルブルクの白夜祭にも出演。ノヴォシビルスク・フィル、トムスク響とはソリストとして共演もしている。

アンドレイ・グリチュク (ヴィオラ)

イルクーツク出身。6歳で地元のオーケストラと協奏曲を共演、その後モスクワ音楽院に学ぶ。1984年ソヴィエト国立ヴィオラ・コンクール、1989年にはオルレアンのモーリス・Vieux国際ヴィオラ・コンクールにて優勝。モスクワ・ソロイスツのメンバーとして世界中で演奏。ソロ活動はもちろん室内楽にも積極的に参加、バシュメット、ベレゾフスキー、イッサーリス、マイスキー、レーピン、シコトヴェツキー、ボロディン弦楽四重奏団らと共演。1993年よりベルリン・ドイツ・オペラ管首席奏者。使用楽器は1750年製のパオロ・アントニオ・テストーレ。

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