「ショパン序破急幻」遠藤郁子ピアノ・リサイタル~亡夫田中克己を偲んで~
タイトル | 遠藤郁子ピアノ・リサイタル「ショパン序破急幻」 |
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日 時 | 2016年9月15日(木) 7:00pm開演(6:30pm開場) |
会 場 | ふきのとうホール(六花亭札幌本店6階) |
料 金 |
指定席 ¥5,000 (税込) ※会員割引なし ※当公演のチケットはKitaraチケットセンターでは取り扱いません。 |
曲 目 | ショパン: ●ノクターン第5番op.15-2「高砂」●ノクターン第7番op.27-1「清経」●バラード第2番 op.38「箙」●ノクターン 第13番op.48-1「巴」●バラード第3番 op.47「杜若」●ノクターン第17番op.62-1「羽衣」●バラード第1番 op.23「葵上」●ノクターン第15番op.55-1「俊寛」●バラード第4番 op.52「通小町」●ノクターン第18番op.62-2「泰山府君」 |
リンク | |
コード | [Pコード] 297-863 [Lコード] 12261 |
「90歳の人生で初めて霊感で弾かれたショパンを聴いた(20世紀最後の巨匠ヴラド・ペルルミュテル)」
遠藤郁子が、ショパンのノクターンとバラードを能の演目と関連づけ、序破急の概念で表現した「ショパン序破急幻」の演奏は、これまで国内外で高い評価を得てきました。
今回の演奏会は「ショパン序破急幻」CDジャケットにも使用されている薪能写真のカメラマンとして知られる遠藤郁子の亡夫、2014年秋に逝去した故・田中克己氏を偲んで企画されました。
1995年録音のCD「ショパン序破急幻」ライナーノーツより抜粋
能楽の中で序破急とは一日の演目であり、一曲の流れでもある。
「序」とは初めゆっくりと動き、「破」とつながり動きもリズミカルになっていく。「急」はリズムも速くなり物語も終演に近づく。能楽の基本である序破急。日本のすべての文化が昔から序破急を基本とし、そのリズムは自然界の流れより得たのである。序破急のリズムを西洋の文化から生まれたピアノに生かし、日本人の心にうったえることは、新しい試みであり過去に類がない。・・・・・
金春流七十九世宗家 金春信高
遠藤郁子(ピアノ)

巨匠アルトゥール・ルービンシュタイン、ヴラド・ペルルミュテル、パウル・パドゥラ・スコダ、ロンドン『ディリー・テレグラフ』、人間国宝・金春信高、文化功労者・畑中良輔など芸術界重鎮の諸氏が絶賛する遠藤郁子のピアノの音は、作曲家の音霊(おとだま)を伝える唯一無二のものである。
安宅賞、ショパン国際コンクール特別銀賞、オフリッド音楽祭(ユーゴスラビア)功労賞、日本ショパン協会賞、2010年「ショパン生誕200年記念ブロンズ賞」他受賞多数。
2014年にはデビュー50周年を迎え記念リサイタルを札幌と東京で開催。2015年にはポーランド共和国聖十字功労勲章を受勲する。
2000年ショパン国際コンクール審査員、日本ショパン協会理事。NPOまずるか北海道理事長。遠藤道子記念音楽館館長。