~加古隆クァルテットが奏でる映画音楽セレクション~
加古隆 CONCERT 2018「クァルテット・ベスト」
タイトル | 加古隆 CONCERT 2018 「クァルテット・ベスト」 |
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日 時 | 2018年3月1日(木) 7:00pm開演(6:30pm開場) |
会 場 | 札幌コンサートホール Kitara小ホール |
料 金 |
全席指定 ¥6,480 〔税込〕 ※会員割引なし ※当日 ¥6,980 |
出 演 |
加古隆クァルテット 加古隆(ピアノ)、相川麻里子(ヴァイオリン)、南かおり(ヴィオラ)、植木昭雄(チェロ) |
予定曲目 |
映画音楽より●散り椿(2018年公開)●阿弥陀堂だより●最後の忠臣蔵●博士の愛した数式●蜩ノ記 他 ●パリは燃えているか●神のパッサカリア●熊野古道●黄昏のワルツ 他 |
リンク | |
コード | [Pコード] 347-303 [Lコード] 11839 |
「目にも耳にも美しいステージ」とヨーロッパで絶賛された加古隆クァルテットによる「ベスト・コンサート」。
数々の映画祭で音楽賞を受賞した加古隆の映画音楽の名曲の数々に加え、2018年夏公開予定の映画「散り椿」(木村大作監督、岡田准一主演)のテーマ曲を、公開に先立って初演致します。
更に、NHKスペシャル「映像の世紀」のテーマ曲「パリは燃えているか」など代表曲の数々を網羅した、最高のプログラムをお楽しみ下さい。

「加古隆クァルテット」について
加古隆は、パリ在住の頃に活躍したジャズピアノトリオ”TOK”以来、20数年もの間、自分自身の特定のグループを持ちませんでした。その間、独自のピアノ・ソロの世界を確立し、また一方ではオーケストラをはじめ様々な形でのアンサンブル経験を積み重ね、音楽スタイルも大きく変化していきます。
そして2000年代に入った頃から、自分にふさわしい一つのグループを結成し、もう一度自分の音楽を見つめ直してみたいという、漠然とした考えを持つようになりました。こうしてあたためてきた長年の構想が結実し、2010年に結成されたのがピアノ(加古隆)、ヴァイオリン(相川麻里子)、ヴィオラ(南かおり)、チェロ(植木昭雄)の4人からなる「加古隆クァルテット」です。
──最少の人数でありながら最大限の音楽表現を可能とし、4人の奏者がそれぞれの楽器の個性を生かしたソリストとしての役割を果たしつつ、同時にアンサンブルとして最高度の一体感を成就する──
独自な発想により考え出されたステージ上の4人の配置は、古典的な楽器編成に、新しい響きと可能性をもたらしました。
CDとしては、デビューアルバム「QUARTET」(2010年、エイベックス・クラシックス)から第3作目となる「QUARTETⅢ」が、近々発表される予定。
加古隆 (作曲家・ピアニスト)

東京藝術大学・大学院卒業後、1971年フランス政府給費留学生として渡仏、パリ国立高等音楽院作曲科で巨匠・オリヴィエ・メシアンに師事し、最先端の現代音楽作曲家の道を歩み始める。一方、当時全盛だったフリージャズと出会いステージデビュー、パリを拠点に作曲家・ピアニストとして活動を開始。この時代の一連のピアノ・プレイについて「現在フランスで聴くことのできる最高のピアニスト」(フランス ジャズ・マガジン誌)という高い評価を得る。
1980年帰国後は、自作曲によるピアノソロ・コンサートに本格的に取り組み、クラシック、現代音楽、ジャズが一体となった独自の音楽スタイルを確立、1985年に「ポエジー〜グリーンスリーヴス」がニッカ・ウイスキーのテレビCMで起用されて大ヒット、更に、NHKTVで放送された「映像の世紀」(1995-96)のテーマ曲、「パリは燃えているか」が大きな反響を呼ぶ。
その後、映画、テレビ、舞台など様々な分野で作曲家として活躍する一方、色彩感溢れる美しい音色のピアニストとして自作曲を演奏するコンサート活動を続けている。
そして長年の構想を経て、ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロから成る「加古隆クァルテット」を結成、最小の人数でありながら、最大限の音楽表現を追求して新たな音世界にも取り組む。
2010年にエイベックス・クラシックスよりアルバム「QUARTET」、2013年に第2弾「「QUARTET Ⅱ」を発表。