ストラディヴァリウス晩年の名器で奏でる心の歌
天満敦子ヴァイオリン・コンサート
タイトル | 天満敦子ヴァイオリン・コンサート |
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日 時 | 2018年4月8日(日) 1:30pm開演(1:00pm開場) |
会 場 | 札幌コンサートホール Kitara大ホール |
料 金 |
全席指定 ¥4,000 [税込] ※車椅子席 ¥2,000(オフィス・ワンで取り扱い) ※未就学児の入場不可 |
出 演 |
天満敦子(ヴァイオリン)、酒井愛可(ピアノ) |
曲 目 |
●アルマンド(J.S.バッハ)●ロンディーノ(クライスラー)●トロイメライ(シューマン)●タイスの瞑想曲(マスネ)●アヴェ・マリア(カッチーニ)●アヴェ・マリア(シューベルト)●夢のあとに(フォーレ)●シチリアーナ(フォーレ)●望郷のバラード(ポルムベスク)●中国地方の子守歌(岡山県民謡)●花の街(團伊玖磨)●宵待草(多忠亮)●落葉松(小林秀雄)雅俗二譚(和田薫) |
リンク | |
コード | [Pコード] 100-652 [Lコード] 12090 |
ファン待望の天満敦子ヴァオリン・コンサートが開催されます。
2016年、2017年と無伴奏ソロ・コンサートが続いておりましたが、今回は、6年ぶりにピアノとの共演で、ヴァイオリン名曲と日本歌曲からなるプログラムをお楽しみいただきます。
天満 敦子 (ヴァイオリン) Atsuko Temma, Violin

東京都出身。6歳よりヴァイオリンをはじめ、小学校時代、NHK・TV「ヴァイオリンのおけいこ」に出演。講師の故江藤俊哉氏に資質を認められて音楽家への道を志した。東京芸術大学在学中に日本音楽コンクール第1位、ロン・ティボー国際コンクール特別銀賞等を受賞して注目を浴びる。海野義雄、故レオニード・コーガン、ヘルマン・クレッバースらに師事。
1992年「文化使節」として訪れたルーマニアで、「ダヴィッド・オイストラフ以来の感激」(同国文化大臣)と高い評価を受け、公演は空前の成功を収めた。翌年この訪問が縁で巡り会った同国の「薄幸の天才作曲家」ポルムベスクの「望郷のバラード」を日本に紹介、以後この作品は天満敦子の代名詞とさえ言えるほどのクラシック界異例の大ヒット曲となった。憂いをおびた美しい旋律とともに、曲に秘められたエピソードも話題をよんだ。
これまで多数のCDを発売。「望郷のバラード」との巡り合い10周年を記念して2003年秋に発売された「Balada(望郷のバラード)」は高い人気を得て、ロングセラーを記録している。
2004年1月放送の「吉岡秀隆シルクロード浪漫」(東海テレビ開局45周年記念特番)では小林亜星が作曲したテーマ曲の演奏を担当。同時にCD「シルクロード浪漫」を発売。2005年12月「ねむの木の子守歌」が第47回日本レコード大賞企画賞を受賞という栄誉に輝いた。
2006年9月には"旅へのロマン"をテーマにしたCD「ツィゴイネルワイゼン」を、2007年6月には"愛"をテーマにしたCD「愛のあいさつ」をリリースし、これらもまたベストセラーを記録している。
また2005年、2008年には東京芸術大学時代の同級生、小林英之(オルガン)と共演してCD「祈り」、「祈りⅡ」を録音。これらのCDも評判を呼んで大ヒットを記録した。
2011年に母の故郷・南相馬が被災してからは“日本うた”に心の傾斜を深め、CD「ふるさとのうた」を翌年、「旅人のうた」を2015に制作、感動を呼んでいる。
天衣無縫、個性味あふれる語り口と、ステージにおける強烈な自己投入が、彼女の魅力と言われるが、その裏に秘められた深い譜読みと、絶えざる研鑽の日々を知る人は少ない。
東邦音楽大学大学院教授。松本市四賀音楽村村長。
使用のヴァイオリンはアントニオ・ストラディヴァリウス晩年の名作。
酒井 愛可 (ピアノ) Aika Sakai, Piano

国立音楽大学器楽学科ピアノ科卒業。同年オランダ・ユトレヒト音楽院に入学。在学中コンセルトへボウをはじめ、オランダ各地でリサイタルをひらく。また室内楽や歌曲伴奏のほか、国内オーケストラと共演した。オランダ国家演奏家資格を得てブリュッセル王立音楽院修士課程に入学。同音楽院を首席で修了。帰国後リサイタルを開く。日本歌曲振興会での初演演奏や二期会オペレッタ研究会及びオペレッタ座の公演など、声楽の共演ピアニストとして数多くのコンサートに出演。デジレ・ランカトーレ氏との演奏はイタリア国営放送にて放送された。また天満敦子氏とは国内各地で共演を重ねている。昭和音楽大学非常勤講師。