クラシック界のレジェンド、81歳巨匠のあらたなる挑戦!
舘野泉ピアノ・リサイタル~ユヴァル・ゴトリボヴィチとともに~
タイトル | 舘野泉ピアノ・リサイタル |
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日 時 | 2018年5月18日(金) 7:00pm開演(6:30pm開場) |
会 場 | 札幌コンサートホール Kitara小ホール |
料 金 |
全席自由 ¥4,500 (税込) ※未就学児の入場不可 |
出 演 |
舘野泉(ピアノ)、ユヴァル・ゴトリボヴィチ(ヴィオラ) |
曲 目 |
●池辺晋一郎:一枚の紙と5本のペン●ソールデル・マグヌッソン:アイスランドの風景●ゴトリボヴィチ:ヴィオラ・ソナタ●光永浩一郎:オルフェウスの涙●谷川賢作:Sketch of Jass3(ヴィオラと左手ピアノのために)初演 |
リンク | |
コード | [Pコード] 104-168 [Lコード] 11553 |
「左手のピアニスト」としてあらたな音楽世界を切り拓き、今年81歳を迎える舘野泉のコンサート。
今回は、作曲家にして国際的ヴィオラ奏者、ユヴァル・ゴトリボヴィチを迎えて、聴く機会の少ない現代作曲家の名品をお楽しみいただきます。
舘野 泉 Izumi Tateno, Piano

クラシック界のレジェンド、81歳ピアニスト。
領域に捉われず、分野にこだわらず、常に新鮮な視点で演奏芸術の可能性を広げ、不動の地位を築いた。
人間味に溢れ、豊かな叙情をたたえる演奏は、世界中の幅広い層の聴衆から熱い支持を得て、深く愛され続ける。
ピュアで透明な旋律を紡ぎだす、この孤高の鍵盤詩人は、2002年に脳溢血で倒れ右半身不随となるも、しなやかにその運命を受けとめ、「左手のピアニスト」として活動を再開。尽きることのない情熱を、一層音楽の探求に傾け、独自のジャンルを切り開いた。
“舘野泉の左手”のために捧げられた作品は、10ヶ国の作曲家により、80曲にも及ぶ。命の水脈を辿るように取り組んだ作品は、拓いたジャンルをも飛び越え、ただそこにある音楽だけが聴くものの心に忘れがたい刻印を残す。
昨年の傘寿記念公演では自らに捧げられた作品2つ、左手作品の最高峰ラヴェルとヒンデミット、この4つのピアノ協奏曲を一気に演奏し、満場の喝采を浴びた。
もはや「左手」のことわりなど必要ない、身体を超える境地に至った「真の巨匠」の風格は、揺るぎない信念とひたむきな姿がもたらす、最大の魅力である。
舘野泉公式HP http://www.izumi-tateno.com/
ユヴァル・ゴトリボヴィチ Yuval Gotliovich, viola

ユヴァル・ゴトリボヴィチは、イスラエル生まれの作曲家であり、国際的なヴィオラ奏者である。いくつかの国際ヴィオラ・コンクールや室内楽のコンクールで優勝を果たし、その後、ヨーロッパ、アメリカ、イスラエルにおいて室内楽奏者として、ソリストとしてキャリアを積む。フィンランドでも有名なクフモ音楽祭に毎年のように招待されている。作曲家としても様々な音楽スタイルによる作品を手がける。