繊細な音色が描く、さまざまな情景
外山啓介ピアノ・リサイタル「月光&謝肉祭」
タイトル | 外山啓介ピアノ・リサイタル「月光&謝肉祭」 |
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日 時 |
2018年11月28日(水) 7:00pm開演(6:30pm開場) ※地震による停電のため延期となった9/6(木)の振り替え公演です。 ※9/6のチケットをお持ちの方は、そのままご使用いただけます。 |
会 場 | 札幌コンサートホール Kitara大ホール |
料 金 |
S ¥3,500 / A ¥2,500 [税込] ※車椅子席 ¥2,000(オフィス・ワンで取り扱い) ※未就学児の入場不可 |
曲 目 |
●ドビュッシー:月の光が降りそそぐテラス(プレリュード第2集より)●ドビュッシー:ベルガマスク組曲「プレリュード」「メヌエット」「月の光」」「パスピエ」●ドビュッシー喜びの島●ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」●ショパン:プレリュード第15番「雨だれ」●ショパン:ノクターン第8番●シューマン:謝肉祭~4つの音符による面白い情景~ |
リンク | |
コード | [Pコード] 129-987 [Lコード] 11407 |
外山啓介のリサイタルが今年も故郷・札幌で開催されます。
昨年のデビュー10周年ツアーも大盛況の内に終了、新たな出発の年となる2018年は、シューマンの代表作「謝肉祭~4つの音符による面白い情景」をメインにプログラムが組まれました。
ドビュッシーの「月の光が降りそそぐテラス」から始まる前半は、「月光」をイメージした選曲で、外山ならではの色彩感溢れる演奏をお楽しみいただきます。
そして後半は、ショパンの小曲に導かれてロマン派の巨匠シューマンの代表作「謝肉祭」へと進みます。それぞれタイトルのある20の小曲でバラエティに富んだ情景が綴られるこの曲で、ピアノ音楽の楽しさをご堪能ください。
今回のリサイタルのテーマは<音が紡ぎだす情景>です。
前半は様々な作曲家の“月の光”を表現した作品をお聴きいただきます。
後半はショパンの「雨だれ」「ノクターン第8番」に続けて、シューマンの「謝肉祭」を演奏します。
「謝肉祭」はとても華やかで明るく、ヒューマン独自の詩的情緒にあふれた初期の傑作です。
四人の作曲家が表現しようとした様々な<情景>を楽しんでいただけたらと願っています。
外山啓介
外山 啓介 (ピアノ) Keisuke Toyama, Piano

札幌市出身。5才からピアノを始める。
2004年、第73回日本音楽コンクール第1位(併せて増沢賞、井口賞、野村賞、河合賞、聴衆賞を受賞)。東京藝術大学卒業。08年よりドイツ(ハノーファー音楽演劇大学)留学を経て、11年、東京藝術大学大学院を修了。洗足学園音楽大学非常勤講師。
07年、デビュー・アルバム『CHOPIN:HEROIC』リリース。サントリーホールを始め全国各地で行われたデビュー・リサイタルが完売、新人としては異例のスケールでデビュー。
08年、2作目のアルバム『インプレッションズ』をリリース。
09年、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団来日公演にてショパンのピアノ協奏曲を共演。3作目のアルバム『ラフマニノフ』は『レコード芸術』誌特選盤に選出された。
10年、4作目のアルバム『幻想ポロネーズ』をリリース、12月31日には「東急ジルベスターコンサート」に出演(テレビ東京系にて全国ネット生中継)。
11年、過去4枚のアルバムから選曲した『外山啓介BEST』を発売。
12年、札幌コンサートホールKitaraでのニューイヤー・コンサートに出演。
13年、フィリアホール(横浜)のニュー・イヤー特別コンサートに出演、ベルギーにてフランダース交響楽団定期演奏会に出演しヨーロッパ・デビュー。NHK交響楽団との共演がNHK Eテレにて全国放送。6作目のCD『展覧会の絵』が『レコード芸術』誌特選盤に選出された。
14年、映画『砂の器』のテーマ曲「宿命」を東京・大阪にて演奏(ライヴ録音CD発売)。
15年、CD『ショパン:バラード全集』をリリース。
16年にはベルリン交響楽団日本公演ツアーにソリストとして参加。
17年はデビュー10周年記念ツアーを全国約20か所で実施、最新CD『マイ・フェイヴァリッツ』リリース。
毎年全国規模のリサイタル・ツアーを行っており、その繊細で色彩感豊かな独特の音色を持つ演奏は、各方面から高い評価を得ている。
これまでに、NHK交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団、札幌交響楽団など多くのオーケストラと共演。植田克己、ガブリエル・タッキーノ、マッティ・ラエカリオ、吉武雅子の各氏に師事。
外山啓介オフィシャルサイト http://www.keisuke-toyama.com