ウィーンを拠点にヨーロッパ各地でキャリアを重ねる、期待のソプラノ
田中彩子ソプラノ・リサイタル2018
タイトル | 田中彩子ソプラノ・リサイタル2018 |
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日 時 | 2018年10月9日(火) 7:00pm開演(6:30pm開場) |
会 場 | 札幌コンサートホール Kitara小ホール |
料 金 |
全席指定 ¥5,000 〔税込〕 ※未就学児の入場不可 |
出 演 |
田中彩子(ソプラノ)、加藤昌則(ピアノ) |
曲 目 |
●ベートーヴェン:エリーゼのために●ヨハン・シュトラウスⅡ:春の声●リスト:愛の夢●ガーシュイン:クレイジー・フォー・ユー 他 |
リンク | |
コード | [Pコード] 121-094 [Lコード] 12674 |
研修旅行で訪れたウィーンでその才能を見出されて渡欧、ウィーン留学中22歳の若さでスイスのベルン州立歌劇場史上最年少デビューを果たし、以降ウィーンを拠点にヨーロッパ各地でキャリアを重ねている日本期待のソプラノ。
優れた歌唱テクニックに加え、一般的なソプラノよりも遥かに高い音域を得意とし、「100 年にひとりのハイ・コロラトゥーラ」と評され、モーツァルト「魔笛」の“夜の女王”役等、様々なオペラに出演、コンサートソリストとしても高い評価を得て、ヨーロッパの耳の肥えた聴衆を魅了してきました。
日本では、2014 年にエイベックス・クラシックスよりCD デビュー、「情熱大陸」等TV 番組でも取り上げられ、注目を浴びております。今回、札幌でのデビューリサイタルを是非お聴き逃しなく。
田中彩子 (ソプラノ) Ayako Tanaka, Soprano

10 代で単身ウィーンに留学し、その類いまれなコロラトゥーラの才能を注目され、本格的に声楽を学ぶ。
22 歳で、スイス・ベルンの州立歌劇場において『フィガロの結婚』でソリスト・デビューを飾る。同劇場では日本人初、且つ最年少での歌劇場デビューで大きな話題を集め、6ヶ月というロングラン公演を代役なしでやり遂げる。
翌年、国際ベルヴェデーレ・オペラ・オペレッタ・コンクールではオーストリア代表として本選出場を果たす。
ウィーン・フォルクスオーパ歌劇場にてオペラ『ホフマン物語』のオリンピア役のカバーを勤め、その後オーストリア政府公認スポンサーで2012年から続いたモーツァルト作曲のオペラ『魔笛』のオーストリアの劇場を回るオペラツアーにて、同オペラの”夜の女王” 役を3 年間に渡って公演。
グスタフ・マーラー没後100 周年におけるドイツ・ルーマニア合同フェスティバルにて、国立ブラショフフィルハーモニー交響楽団とマーラーの交響曲第4番のソリストとして出演する。それを機にコンサートソリストとしての活動も始め、2013 年に南米ブエノス・アイレスで行われたコンサート・ツアーでは、「高音は信じられないほど正確、それにもかかわらず響きは柔らかで、まさに天使のよう」と絶賛され、その年のベスト・イベントに選ばれる。音楽史上まれな超高音で有名なモーツァルトのコンサート・アリア「テッサリアの民よ」をジュネーヴで歌った際は、名歌手エッダ・モーザをはじめとした聴衆から「人生の中でそう聞けることのない素晴らしい声」と賞賛された。
2013/14 年にはロンドン・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ソフィア交響楽団、ストラスブール室内管弦楽団などのコンサート定期公演に招待される。
2014/15 年はウィーン2 大コンサートホールの1 つ、ウィーン・コンツェルトハウスの大ホールにてオルフの『カルミナ・ブラーナ』でのソリスト・デビューで大成功を収めた。
2017 年、作曲家エステバン・ベンセクリ氏が彼女の声にインスピレーションを受け作曲した協奏曲「コロラトゥーラソプラノとオーケストラの為の5つのサークルソング」を、南米最高峰コンサートホールCCK において、国立アルゼンチン交響楽団とのシーズン開幕コンサートにて世界初演のソリストを務める。
日本では2014 年11 月エイベックス・クラシックスよりCD「華麗なるコロラトゥーラ」でデビュー。同年より毎年秋に全国ツアーを開催。
2016 年8 月小学館より自身初のフォトエッセイ「Coloratura」を発売、2017 年9 月には自身2 枚目となるアルバム「ウィーンの調べ ~華麗なるコロラトゥーラ~」を発売。
京都府出身、ウィーン在住。
加藤昌則 (ピアノ) Masanori Kato, Piano

作曲家・ピアニスト。
東京藝術大学作曲科首席卒業、同大学大学院修了。
作品はオペラ、管弦楽、声楽、合唱曲など幅広く、作品に新しい息吹を吹き込む創意あふれる編曲にも定評がある。村治佳織、山形由美、宮本益光、奥村愛など多くのソリストに楽曲提供をしており、共演ピアニストとしても評価が高い。王子ホール「銀座ぶらっとコンサート Café シリーズ」(企画・ピアノ)、東京・春・音楽祭「ベンジャミン・ブリテンの世界」(企画・構成)、「日生劇場ファミリーフェスティヴァル」(作編曲・構成)、HAKUJU HALL「中嶋朋子が誘う 音楽劇紀行」(音楽監督・ピアノ)など、独自の視点、切り口で企画する公演やクラシック講座などのプロデュース力にも注目を集めている。
作品は05 年「スロヴァキアン・ラプソディ」06 年オペラ「ヤマタノオロチ」、神奈川フィル定期演奏会で委嘱作品「刻の里標石」、12 年≪福島復興・復活オペラプロジェクト≫作品「白虎」(第11回佐川吉男音楽賞受賞)、14 年連作歌曲「二本の木」、15 年「地球をつつむ歌声」(NHK全国学校音楽コンクール小学校の部課題曲)など。
最新CD は17 年10 月発売「PIANO COLOURS」(エイベックス・クラシックス)。2016 年4 月よりNHK-FM「鍵盤のつばさ」パーソナリティーを担当。
ホームページ http://www.masanori-music.com/
公式Facebook ページ https://www.facebook.com/masanorikato02/