ベルリン・フィル第1コンサートマスター樫本大進を迎え
古都プラハの名門オーケストラが新年に贈る薫り高い名曲の数々!
プラハ交響楽団 ニューイヤー名曲コンサート
指揮:ピエタリ・インキネン/ヴァイオリン:樫本大進
タイトル | プラハ交響楽団 ニューイヤー名曲コンサート |
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日 時 | 2019年1月10日(木) 7:00pm開演(6:30pm開場) |
会 場 | 札幌文化芸術劇場 hitaru |
料 金 |
S ¥14,000 / A ¥12,000 / B ¥10,000 / C ¥8,000 / ※車椅子席 S ¥14,000 / A ¥12,000(オフィス・ワンにて取り扱い) ※B・C・D席売り切れ ※Kitaraでは取り扱いません。 ※未就学児の入場不可 |
曲 目 |
●ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 ●ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」 |
リンク | |
コード | [Pコード] 126-301 [Lコード] 11696 |
豊かな音楽文化の息づく古都プラハの名門オーケストラ、プラハ交響楽団によるニューイヤー・コンサートが3年ぶりに札幌で開催されます。
前回2016 年のニューイヤーでは、前年9 月に首席指揮者に就任したばかりのインキネンが初登場、フィンランド出身の俊英マエストロとして前評判通りの素晴らしい演奏で札幌の聴衆を魅了しました。
プログラムは、ボヘミアの郷愁を比類ない名人芸でご堪能いただく定番「新世界」に加え、ベルリン・フィル第1コンサートマスター樫本大進をソリストに迎えてブラームスの壮麗なコンチェルトが用意されました。
インキネンは優れたヴァイオリニストとしても知られており、大進とは、名白楽ザハール・ブロン門下で10 代の頃から共に学んだ友人として深い絆で結ばれております。インキネン×プラハ響×大進、息の合った若き才能の相乗効果に乞うご期待!
そして会場は今年10月にオープンする札幌文化芸術劇場。地下鉄大通駅から直結の便利な新ホールにて新年のひとときをお楽しみください。

札幌文化芸術劇場 hitaru
http://www.sapporo-community-plaza.jp/theater.html
札幌市中央区北1条西1丁目
札幌市民交流プラザ 内
地下鉄「大通」駅31番出口から徒歩2分
※地下鉄大通駅から西2丁目地下道より直結
ピエタリ・インキネン (首席指揮者) Chief Conductor Pietari Inkinen

現在、日本フィルハーモニー交響楽団、プラハ交響楽団、ルートヴィヒスブルク城音楽祭の首席指揮者を務める。2018 年9 月より新たにザールブリュッケン・カイザースラウテルンドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任。これまでに、ニュージーランド交響楽団音楽監督を8 年間務めたほか、ミュンヘン・フィル、スカラ・フィル、ロサンゼルス・フィル、イスラエル・フィル、バイエルン放送響、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、フランス放送フィル等に客演。オペラの分野においても、ベルリン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場、ドレスデン国立歌劇場をはじめ、各国のオペラ・ハウスに出演。16-17 シーズンは、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、ベルリン放響、ブダペスト祝祭管と初共演。17-18 シーズンのハイライトには、ケルン・ギュルツェニヒ管、ハンブルク北ドイツ放響、フィンランド歌劇場の《蝶々夫人》におけるデビュー、BBCフィル、フィンランド放響等との共演が予定されている。
2013 年9 月オペラ・オーストラリアによるワーグナーの「ニーベルングの指環」(ニール・アームフィールド演出)の初演を指揮。メディアでも絶賛され、翌14 年8 月のヘルプマン賞において「オペラ・オーストリアの《リング・サイクル》ベスト・ミュージック・ディレクション」に選出された。このプロダクションは、2016 年11 月から12 月にかけて3 チクルスが再演され、インキネン指揮による演奏は再度絶大なる評価を受けた。録音は、ニュージーランド交響楽団「シベリウス:交響曲全曲」、日本フィルハーモニー交響楽団「シベリウス:交響曲全集」(ナクソス)、サイモン・オニール/ニュージーランド交響楽団「父と子~ワーグナー:アリア集」(EMI)などがある。
フィンランド出身。シベリウス音楽院でヨルマ・パヌラ、レイフ・セーゲルスタムらに、また、ヴァイオリンをザハール・ブロンに師事。
樫本大進 (ヴァイオリン) Daishin Kashimoto, Violin

フリッツ・クライスラー、ロン=ティボーなど、5つの権威ある国際コンクールで優勝。マゼール、小澤征爾、ヤンソンス、ラトル、P.ヤルヴィなど著名指揮者のもと、ベルリン・フィルをはじめ国内外のオーケストラと共演している。室内楽では、クレーメル、堤剛など著名ソリストと共演し、現在、兵庫県で室内楽音楽祭「ル・ポン」を音楽監督として率いている。主なCDに、ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集(ワーナー・クラシックス)など。2010年よりベルリン・フィル第1コンサートマスターを務める。
これまで恵藤久美子、田中直子、ザハール・ブロン、ライナー・クスマウルに師事。1995年アリオン音楽賞、1997年出光音楽賞、モービル音楽賞、1998年新日鉄音楽賞フレッシュアーチスト賞、平成9年度芸術選奨文部大臣新人賞、2011年兵庫県文化賞、チェンジメーカー2011クリエーター部門、ドイツに於いてはシュタインゲンベルガー賞、ダヴィドフ賞を受賞。
使用楽器は1674年製アンドレア・グヮルネリ。
プラハ交響楽団 Prague Symphony Orchestra

1934 年、指揮者のルドルフ・ペカーレクが創立し、この新しい楽団の活動分野をフィルム・オペラ・コンサートと定義づけ、その略称FOK は同楽団の名称の一部となった。その後の活動の主たる推進者は創立以来一貫してヴァーツラフ・スメターチェクであった。
スメターチェクは短期間のうちに、同楽団を国内の熾烈な競争に充分に耐えうる大規模な交響楽団へ発展させることに成功した。1942 年には首席指揮者に就任、30 年間にわたって同楽団を率いた。彼のリーダーシップのもと、同楽団は高い演奏水準に到達し、国際的な名声を得るようになった。
同楽団の長年におよぶ努力が実り、1952 年プラハ市は同楽団に市を代表するオーケストラという地位を与えた。長く使われてきた「FOK」という頭文字を残し、オーケストラの新しい名称は「首都プラハの交響楽団FOK」となった。
スメターチェクが首席指揮者を退いた後、イルジー・ビエロフラーヴェク(1977-89)が、後を引き継ぎ、その在任期間は、芸術的成長の観点において重要な時期となった。ビエロフラーヴェクの後は、ペトル・アルトリヒテル(1990-92)、マルティン・トゥルノフスキー(1992-95)、ガエターノ・デローグ(1995-98)が続いた。
また、同楽団と共演する機会の多かった著名なチェコの指揮者としては、ヴァーツラフ・ノイマン、ズデニェク・コシュラー、ヴラディーミル・ヴァーレクなどがいる。2001 年3 月から2005/2006 シーズンの終わりまでは、セルジュ・ボドが同楽団の首席指揮者および音楽監督を務めた。
2006/07 年シーズン以降はセルジュ・ボドが名誉指揮者となり、イルジー・コウトが首席指揮者を務め、2015 年9月からは、ピエタリ・インキネンが首席指揮者を務めている。
プラハ交響楽団はその歴史の中で、多くの優れた指揮者および多彩なソリストたちとも共演している。同楽団は、欧米で頻繁にツアーを行っているほか、南米、プエルトリコ、台湾、韓国、トルコ、イスラエルなどの国々を訪れている。
さらに、同楽団の実力を示す証として挙げられるのは、チェコおよび世界中の作品をレパートリーとしたレコード、ラジオ、およびテレビにおよぶ多様な録音である。