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~真夏の夜をドイツ音楽と共に~

大平由美子(ピアノ)/ブルクハート・スィーグル(ヴィオラ)/平井有(ソプラノ)

タイトル 真夏の夜をドイツ音楽と共に
日 時 2019年8月1日(木) 7:00pm開演(6:30pm開場)
会 場 札幌コンサートホール Kitara小ホール
料 金 自由席一般 ¥3,500 / 自由席学生 ¥2,000  (税込)
出 演 大平由美子(ピアノ)、ブルクハート・スィーグル(ヴィオラ)、平井有(ソプラノ)
曲目

●シューベルト:“岩上の羊飼い”●シューマン:「ミルテの花」 より “献呈” “くるみの木” “蓮の花”●シューマン :アダージョとアレグロ Op.70●クララ・.シューマン「音楽の夜会」 より“夜想曲”●ブラームス:間奏曲p.118-2 ●ブラームス:ヴィオラとピアノのためのソナタ第1番 Op.120 No.1●シュトラウス:“献呈” “夜”“明日に!”

コード [Pコード] 153-225 [Lコード] 11369

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ベルリンを拠点にキャリアを積み、現在札幌で活躍するピアニスト大平由美子が、ミュンヘンフィルの副首席ヴィオラ奏者ブルクハート・スィーグル、日本とドイツを拠点に演奏活動を続けるソプラノの平井有(ひらい なお)と共に、ドイツ音楽プログラムによるコンサートを開催いたします。

真夏の夜、ドイツ音楽の名曲で静かなひとときをお過ごしください。

大平由美子 (ピアノ)  Yumiko Ohira, Piano

大平由美子

札幌藤女子中学校を卒業。東京芸術大学附属高校を経て同大学器楽科(ピアノ)を卒業。皇居内桃華楽堂での演奏会に出演。渡独して、ベルリン芸術大学ピアノ科に入学し、同大学を卒業。1989年より20年間、ベルリン芸術大学・舞台演奏科の講師を勤める。

ピアノをK.シルデ、E.アンドレアス、室内楽をW.ベトヒャー、T.ブランディス、G.ザイフェルトの各氏に師事。さらにマスター・クラスでピアノをG.シェベック、M.クルチオの各氏に、またE.シュヴァルツコプ、D.フィッシャー=ディースカウ各氏の許で、主にシューベルト、シューマン、ブラームス、ヴォルフ等のドイツ・リートの解釈と伴奏法を学ぶ。

ベルリン・リアス放送の音楽番組に度々出演。北ドイツ放送の新人演奏会(ハンブルグ)、ルガーノ音楽祭(スイス)、ラトヴィア音楽祭に出演。ベルリンをはじめドイツやヨーロッパ各地で、ソロ、室内楽、リート伴奏など多岐に渡る演奏会に出演。また、ベルリン芸術大学主催「歌曲と器楽曲の夕べ」の企画・構成・演奏を担当し、定期的に公開演奏会を行う。

この間、日本でも日フィル、札響との共演、リサイタル、室内楽などの演奏活動を行う。

2008年に帰国、現在は札幌在住。

ハイメスアーティスト会員、北海道日独協会理事。ベルリナー・ベーレン、アーベントシュテルン・コンサート代表。後進の指導にも力を入れ、2011年、若い演奏家たちによる“モルゲンシュテルン・コンサート”を結成。ソロ・リサイタルの他、2012年以降はチェロの石川祐支と度々デュオ リサイタルを行なっており、2016年、ブラームス「チェロソナタ」他、のCDをリリース。また ピアノ小曲集1&2をリリース、何れも好評を博している。

豊かで温か味のある音色、作品への深い解釈から生まれる格調高い演奏には定評がある。

平井有 (ソプラノ)  Naho Hirai, Soprano

平井有

北星学園女子高等学校音楽科、札幌大谷短期大学音楽科、エリザベト音楽大学宗教音楽学科宗教声楽科、同大学院卒業。その後、北海道文化財団、札幌市からの助成を得てドイツ・ケルンのアグネス・ギーベルのもとに留学。アグネス・ギーベルとともにケルン、エッセン、ボン、デンマークなどでの演奏会に出演。聴衆として来ていた指揮者ハインツ・ヴァルベルグに「あなたの声は金の声だ」と賞賛される。

国立ブレーメン音楽大学を優秀な成績で卒業。ブレーメン、ハンブルグ、ミュンヘンの教会を中心にオーケストラとの共演など、ソロ演奏活動を行っている。

日本では、東京カテドラルでのクリスマスオラトリオ、ブラームスレクイエムのソロ、ミューザ川崎の昼休みコンサート、札幌コンサートホールKitaraでのソロリサイタルなど好評を得る。

現在、ミュンヘンフィルハーモニー合唱団正団員、バイエルン放送合唱団契約団員、ズビン・メータ、クリスティアン・ティーレマン、マリス・ヤンソンス、トン・コープマン、などが指揮するオーケストラの演奏会に合唱団員として多数出演。また、2011年3月、ミュンヘンにおいて“東日本大震災で被災した子供達の為のチャリティーコンサート”ではミュンヘンフィルのソリストとして祈りを捧げた。

これまでに藤田道子、知北洋子、亀廼井佳子、鈴木仁、徳永ふさ子、アグネス・ギーベル、トーマス・モアの各氏に師事。

ブルクハート・スィーグル (ヴィオラ)  Burkhard Sigl, Viola

ブルクハート・スィーグル

音楽家の家庭に生まれ5歳よりヴァイオリンを始める。St.シュテファン音楽高校(アウグスブルク)在学中より音楽大学で教鞭を執るヴァルター・ドール氏、リディア・ドゥブロスカヤ氏の指導を受ける。ザルツブルク・モーツァルテウム音大ヴィオラ専攻にてユルゲン・ガイゼ教授、トーマス・リーブル氏に学び、最優秀の成績で卒業して講師契約を結ぶ。タベア・ツィマーマン、キム・カシュカシアン、ユリ・バシュメット、シャーンドル・ベーグ、ヴォルフラム・クリストらのマスタークラスに参加、ニコラウス・アーノンクール、ギョルギー・クルタークらから室内楽を学び、アマデウスカルテット、ラ・サッレカルテット、ハーゲンカルテットなどでも研鑽を積む。ウィーンで結成されたストラディヴァリ六重奏団、スィーグル三重奏団、シュタドラー四重奏団、2000年にハンブルクで結成されたジョヴァンニ四重奏団や2008年に結成されたてルティス・ヴィオラアンサンブルといった現代音楽を得意とするアンサンブルでも活躍している。

室内楽では、アレクサンダー・ロンキヒ、イエルク・デムス、アンゲラ・へヴイット、ヴラディミル・メンデルスゾーン、マルティン・ロヴェット、ルッツ・レスコヴィッツ、ハイディ・リッチャウアー、ダニエル・ミュラーショット、マリア・グラーフ、イリーナ・グラーフェナウアーらと共演。

ソリストとしてドイツ、オーストリア、日本のオーケストラと共演(テレマン、シュターミッツ、ホーフマイスター、ウォルトン、ヒンデミットの協奏曲、モーツァルトの協奏交響曲、ブルックの二重奏協奏曲、ロマンス等)。

長期にわたってシャンドール・ベーグと共にカメラータ・ザルツブルクの奏者を務めた後、1998年にハンブルク国立フィルハーモニー管弦楽団(現在のハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団)の首席奏者となり、その後2001年にミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団へと移籍(指揮者;ジェームズ・レヴァイン、クリスティアン・ティーレマン、ローリン・マゼール、ヴァレリー・ゲルギエフ)、2004年6月から副首席ヴィオラ奏者を務める。

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