公演情報

遠藤郁子ピアノ・リサイタル ショパン:ポロネーズ

遠藤郁子ピアノ・リサイタル ショパン:ポロネーズ

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日本ポーランド国交樹立100周年記念公演

遠藤郁子ピアノ・リサイタル ショパン:ポロネーズ

タイトル 遠藤郁子ピアノ・リサイタル ショパン:ポロネーズ
日 時 2019年8月23日(金) 7:00pm開演(6:30pm開場)
会 場 札幌コンサートホール Kitara小ホール
料 金

指定席 ¥5,000  (税込)

※車椅子席 ¥2,000(オフィス・ワンで取り扱い)

※未就学児の入場不可

曲 目 ●ショパン:ポロネーズ第1~10番、アンダンデ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ
コード [Pコード] 151-130 [Lコード] 11631

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日本を代表するショパン演奏家のひとりとして知られ、2015年にポ-ランド共和国聖十字功労勲章を叙勲した遠藤郁子のリサイタル。

今回は、日本ポーランド国交樹立100周年を記念して、ショパンのポロネーズ全7曲として知られる第1~7番に、死後出版された遺作集に収められた第8~10番、そして「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」を加えたプログラムでお楽しみいただきます。

遠藤 郁子 Ikuko Endo

遠藤 郁子

(c) 佐藤雅英

「90才の人生で初めて霊感で弾かれたショパンを聴いた(20世紀最後の巨匠ヴラド・ペルルミュテル)」、「イクコ・エンドウ偉大なるピアノの才能(巨匠アルトゥール・ルビンシュタイン)」、「今までイクコ・エンドウほど感動させられたピアニストはいない(ロンドン・デイリーテレグラフ紙)」「日本人唯一のショパン弾き(ワルシャワ・フィル音楽総監督カジミエシュ・コルト)」「50才を過ぎて咲いた花は人の命をも救う(人間国宝・金春信高~松本サリン事件の奇跡に際し)」「天啓の音(文化功労者・畑中良輔)」と世界から絶賛される遠藤郁子の演奏は、「作曲者の魂を伝えるピアニスト」として内外に根強いファンを持つ。

札幌にて3才よりピアニストの母、遠藤道子(ポーランド文化功労勲章、文部省地域功労賞、北海道開発功労賞、北海道文化賞、他受賞多数、日本ショパン協会北海道支部創設者)に音楽の手ほどきを受け、東京芸術大学附属高校へ入学後、毎日新聞社主催「日本音楽コンクール」で北海道出身者初の受賞。

東京芸術大学に入学後、1年の時に「安宅賞」を受賞し、日本代表として第7回ショパン国際ピアノコンクール(1965ワルシャワ)に出場し特別銀賞を授賞、一躍注目を集め、オストロクシキ宮殿でのデビューリサイタルで「偉大で小柄な日本娘」のタイトルで絶賛された。

ポーランド国営テレビ・ラジオに録音多数。世界的ショパン奏者ステファンスカ夫妻に見い出され、その内弟子として5年間更なる研鑽を積む。

1974年からパリ在住。ヴラド・ペルルミュテルにラヴェル全作品の指導を受け、フランス国営テレビ・オーディションにて最高位を収め、同局に録音を残す。その間、激賞されたロンドン・デビュー、パリ・デビューの他、北米、旧ソビエト、ハンガリー、ルーマニア、東ドイツで演奏。特にユーゴスラビアには毎年招かれ、巨匠アルド・チッコリーニの夏期講習(オフリッド)を受け継ぎ、長年にわたり講師を務めた。その功で、オフリッド25周年功労賞を受賞。

帰国後は、東京芸術大学講師、聖カタリナ大学客員教授を務めるかたわら活発な演奏活動を行う。特にCD「ショパン序破急幻」が松本サリン事件で植物人間状態となり眠り続けた女性の意識を覚醒した奇跡は、連日マスコミで大きく報道され、東京サントリーホールでのチャリティコンサートの収益600余万円が、5,000人のサリン患者のため寄付された。

これまで共演したオーケストラは、ワルシャワ・フィル(定期)、クラクフ・フィル(定期)、ハンガリー国立フィル、グルノーブル市立オケ、N響、読響、日フィル、新日フィル、東響、東フィル、都響、札響、京響、大フィルなど多数。

また、ショパン国際ピアノコンクールをはじめ多数の音楽コンクールの審査員を務める。NHK教育テレビ・NHKラジオの番組「こころの時代」に幾度も出演し、自らの人生を通じて「こころ」の問題についても語っている。CD、著作多数。2000年にはポーランド国家プロジェクト「ショパン全曲演奏」(於東京・上野旧奏楽堂、ポーランド大使館・同奏楽堂共催)の演奏に対して、ポーランドのショパン年実行委員長(文化芸術大臣兼務)からショパンのブロンズ像を授与された。

2014年にはデビュー50周年を迎え記念リサイタルを札幌と東京で開催。2015年にはポーランド共和国の文化功労者としてポーランド共和国聖十字功労勲章を叙勲する。日本ショパン協会理事。NPOまずるか北海道理事長。遠藤道子記念音楽館館長。

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