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PDF表面:辻井伸行 ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール優勝10周年記念 特別コンサート

PDF裏面:辻井伸行 ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール優勝10周年記念 特別コンサート

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世界が感動したあの日から10年! 世界的ピアニストに成長した辻井伸行がコンクールで披露した名曲を再演!

辻井伸行 ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール優勝10周年記念 特別コンサート

タイトル 辻井伸行 ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール優勝10周年記念 特別コンサート
日 時 2019年8月27日(火) 7:00pm開演(6:30pm開場)
会 場 札幌コンサートホール Kitara大ホール
料 金

完売いたしました。

出 演

ピアノ:辻井伸行

弦楽四重奏:三浦文彰(ヴァイオリン)、川久保賜紀(ヴァイオリン)、川本嘉子(ヴィオラ)、向山佳絵子(チェロ)

管弦楽:ニール・トムソン指揮 札幌交響楽団

曲目

●ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第23番《熱情》

●シューマン:ピアノ五重奏曲

●ショパン:ピアノ協奏曲第1番

リンク
コード [Pコード] 144-793 [Lコード] 11365

主催:オフィス・ワン/辻井伸行 オフィシャル・エアライン:全日本空輸株式会社/
企画・制作:エイベックス・クラシックス・インターナショナル/制作協力:インタースペース

アメリカ、テキサス州フォートワースで5年に一度開催される世界的コンクール「ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール」。2009年6月、このコンクールに初挑戦した辻井伸行(当時20歳)は、予選からファイナルにいたるまで、圧倒的な演奏を繰り広げ、聴衆、ネットLIVE中継で見ていた多くの人々、そして審査員にまで深い感動と興奮をもたらし、日本人として初の優勝を果たしました。

あの日から10年、欧米でも注目の若手ピアニストとして数多くのリサイタルや著名指揮者、オーケストラとの共演を重ね、世界中で研鑽を積んできた辻井伸行がコンクールで熱演した楽曲を日本の聴衆の前で披露いたします。

1st stageではコンクールのファイナルで弾いたソロ曲からベートーヴェンの熱情ソナタ、2nd stageではセミファイナルで披露した室内楽、そして3rd stageではファイナルでフォートワース交響楽団と共に演奏したショパンの協奏曲を、札幌交響楽団との共演で演奏いたします。お楽しみに。

辻井伸行 (ピアノ) Nobuyuki Tsujii, Piano

辻井伸行

(C)Yuji Hori

2009年6月に米国テキサス州フォートワースで行われた第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで日本人として初優勝して以来、国際的に活躍している。

カーネギーホール、ウィーン楽友協会、ベルリンのフィルハーモニー等で演奏会を行い、ロンドンの「プロムス」等の音楽祭に出演している。

エイベックス・クラシックスより継続的にCDを発表し、2度の日本ゴールドディスク大賞を受賞。作曲家としても注目され、映画《神様のカルテ》で「第21回日本映画批評家大賞」受賞。

ニール・トムソン (指揮) Neil Thomson, Conductor

ニール・トムソン

(C)Rafaella Pessoa

イギリスの指揮者。1966年生まれ。英国王立音楽大学にてノーマン・デル・マーに、米・タングルウッドでレナード・バーンスタインとクルト・ザンデルリングに指揮を学ぶ。

ロンドン響、フィルハーモニア管、ロンドン・フィル、BBC響などイギリスの主要オーケストラにとどまらず、日本、デンマーク、ドイツ、イスラエル、イタリア、メキシコほか世界各地のオーケストラを指揮している。

また、史上最年少で抜擢された英国王立音楽大学指揮科の学科長を務める。現在、新設のゴイアス・フィル(ブラジル)の首席指揮者、音楽監督。

http://www.neilwthomson.com/en

三浦文彰(ヴァイオリン) Fumiaki Miura, Violin

三浦文彰

(C)Yuji Hori

2009年世界最難関とも言われるハノーファー国際コンクールにおいて、史上最年少の16歳で優勝。国内外で主要オーケストラと共演し、リサイタルでもパリやロンドンでデビューを飾っている。18年は、ロンドンでズーカーマン指揮ロイヤル・フィルと、サンクトペテルブルクの白夜祭でゲルギエフ指揮マリインスキー劇場管と共演して大成功をおさめるなど、破竹の勢いで国際的な活動を展開。18年10月からスタートしたサントリーホールARKクラシックスのアーティスティック・リーダーに就任。19年はオルフェウス室内管との日本ツアーを予定。NHK大河ドラマ「真田丸」テーマ音楽を演奏したことやTBS系「情熱大陸」への出演も大きな話題となった。CDはエイベックス・クラシックスよりリリース。使用しているヴァイオリンは、宗次コレクションより貸与されたストラディヴァリウス 1704年製作 "Viotti"

川久保賜紀(ヴァイオリン) Tamaki Kawakubo, Violin

川久保賜紀

(C)Yuji Hori

2001年サラサーテ国際ヴァイオリン・コンクール優勝、2002年チャイコフスキー国際音楽コンクール・ヴァイオリン部門最高位受賞以来、若くして、主要な北米オーケストラと共演し、豊富なステージ経験を積む。

日本へは1997年、チョン・ミョンフン指揮アジア・フィルのソリストとしてデビュー。以後、国内外様々なオーケストラと共演を重ね、高度な技術と作品の品位を尊ぶ深い音楽性に高い評価を得ている。

近年は自ら企画するコンサートを行うなど、コンサート・プロデューサーとしての才能も発揮、 リサイタルだけではなく室内楽にも積極的に取り組み、究極のアンサンブルを追求し続けている。後進の指導にも積極的に取り組み、 2018年より桐朋学園大学院大学(富山)教授に就任

川本嘉子(ヴィオラ) Yoshiko Kawamoto, Viola

川本嘉子

1992年ジュネーヴ国際コンクール・ヴィオラ部門で最高位。96年村松賞受賞。97年第7回新日鉄音楽賞・フレッシュアーティスト賞、15年東燃ゼネラル音楽賞・奨励賞受賞。

2017年よりN響の首席客演奏者。ソリスト・室内楽奏者として最も活躍しているヴィオラ奏者の1人。

京都アルティ弦楽四重奏団、AOIレジデンス・カルテットのメンバー。99年より02年まで都響首席奏者。米タングルウッド音楽祭、マールボロ音楽祭、スイスのダボス音楽祭などに参加。サイトウキネンオーケストラ、小澤音楽塾、水戸室内管弦楽団、アルゲリッチ音楽祭等にも定期的に参加しアルゲリッチやユーリ・バシュメットなど世界一流のソリスト達と共演し絶賛を博している。これまでにガリー・ベルティーニ、ジャン・フルネ、ペーター・マークなどの著名な指揮者と共演している。

向山 佳絵子(チェロ) Kaeko Mukoyama, Cello

向山 佳絵子

(C)大窪道治

東京生まれ。東京芸術大学を経てドイツ・リューベック国立音楽大学に留学。松波恵子、堀江泰氏、レーヌ・フラショー、毛利伯郎、ダヴィド・ゲリンガスの各氏に師事。第54回日本音楽コンクール第1位。第10回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール第1位。第3回アリオン賞審査委員奨励賞、第2回出光音楽賞受賞。アルゲリッチ、ギトリスほか世界の一流演奏家や、N響を始めとする多くのオーケストラとも共演。またリサイタル、室内楽、各地の音楽祭への参加、公演プランナー、NHK-FMのパーソナリティなど多彩に活躍。2017年まで4年間N響首席奏者も務めた。録音はソニーより5枚のソロ・アルバム、カメラータ・トウキョウから池辺晋一郎、三善晃のチェロ協奏曲のほか、室内楽や12人のチェリストによるCDも発売されている。現在、京都市立芸術大学准教授も務める。

札幌交響楽団 Sapporo Symphony Orchestra

札幌交響楽団

(C)F.Yasuo

札幌交響楽団は、1961年発足。北海道唯一のプロ・オーケストラとして、「札響」の愛称で親しまれる。透明感のあるサウンドとパワフルな表現力は、国内はもとより海外でも評価が高い。歴代指揮者には、名誉創立指揮者の荒谷正雄、ペーター・シュヴァルツ、岩城宏之、秋山和慶、尾高忠明、マックス・ポンマーなどが務めた。現在、首席指揮者はマティアス・バーメルト。年間公演数は約120回、さらにアウトリーチ活動にも積極的に取り組んでいる。海外ではヨーロッパ、アメリカ、アジア諸国を訪問し、各国で好評を博した。

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