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PDF表面:田中彩子ソプラノ・リサイタル2019

PDF裏面:田中彩子ソプラノ・リサイタル2019

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世界が注目する、華麗なるコロラトゥーラ

田中彩子ソプラノ・リサイタル2019

タイトル 田中彩子ソプラノ・リサイタル2019
日 時 2019年10月24日(木) 7:00pm開演(6:30pm開場)
会 場 札幌コンサートホール Kitara小ホール
料 金

全席指定 ¥5,000 (税込)

※未就学児の入場不可

出 演

田中彩子(ソプラノ)、山中惇史(ピアノ)

曲 目

●モーツァルト:キラキラ星変奏曲●ドビュッシー:月の光●フォーレ:ヴォカリーズ●ヴィラ・ロボス:ブラジル風バッハ 他

リンク
コード [Pコード] 157-798 [Lコード] 12167

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ウィーン留学中にその才能を見いだされ、22歳の若さでスイスのベルン州立歌劇場において、史上最年少デビューを果たし、以降ウィーンを拠点にヨーロッパ各地でキャリアを重ねている日本期待のソプラノ。

一般的なソプラノよりも遥かに高い音域を得意とし、「100年にひとりのハイ・コロラトゥーラ」と評され、モーツァルト「魔笛」の“夜の女王”役等、様々なオペラに出演、コンサートソリストとしても高い評価を得て、ヨーロッパの耳の肥えた聴衆を魅了してきました。

日本では2014年11月エイベックス・クラシックスよりCD「華麗なるコロラトゥーラ」でデビュー。札幌では、昨年に引き続き、2度目のリサイタルとなります。

田中 彩子 (ソプラノ) Ayako Tanaka, Soprano

田中 彩子

(C) Tadayuki Minamoto

10代で単身ウィーンに留学し、その類いまれなコロラトゥーラの才能を注目され、本格的に声楽を学ぶ。

22歳で、スイス・ベルンの州立歌劇場において『フィガロの結婚』でソリスト・デビューを飾る。同劇場では日本人初、且つ最年少での歌劇場デビューで大きな話題を集め、6ヶ月というロングラン公演を代役なしでやり遂げる。翌年、国際ベルヴェデーレ・オペラ・オペレッタ・コンクールではオーストリア代表として本選出場を果たす。

ウィーン・フォルクスオーパ歌劇場にてオペラ『ホフマン物語』のオリンピア役のカバーを勤め、その後オーストリア政府公認スポンサーで2012年から続いたモーツァルト作曲のオペラ『魔笛』のオーストリアの劇場を回るオペラツアーにて、同オペラの”夜の女王” 役を3年間に渡って公演。

グスタフ・マーラー没後100周年におけるドイツ・ルーマニア合同フェスティバルにて、国立ブラショフフィルハーモニー交響楽団とマーラーの交響曲第4番のソリストとして出演する。それを機にコンサートソリストとしての活動も始め、2013年に南米ブエノス・アイレスで行われたコンサート・ツアーでは、「高音は信じられないほど正確、それにもかかわらず響きは柔らかで、まさに天使のよう」と絶賛され、その年のベスト・イベントに選ばれる。音楽史上まれな超高音で有名なモーツァルトのコンサート・アリア「テッサリアの民よ」をジュネーヴで歌った際は、名歌手エッダ・モーザをはじめとした聴衆から「人生の中でそう聞けることのない素晴らしい声」と賞賛された。2013/14年にはロンドン・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ソフィア交響楽団、ストラスブール室内管弦楽団などのコンサート定期公演に招待される。

2014/15年はウィーン2大コンサートホールの1つ、ウィーン・コンツェルトハウスの大ホールにてオルフの『カルミナ・ブラーナ』でのソリスト・デビューで大成功を収めた。

2017年、作曲家エステバン・ベンセクリ氏が彼女の声にインスピレーションを受け作曲した協奏曲「コロラトゥーラソプラノとオーケストラの為の5つのサークルソング」を、南米最高峰コンサートホールCCKにおいて、国立アルゼンチン交響楽団とのシーズン開幕コンサートにて世界初演のソリストを務める。

2018年にはウィーンのコンツェルトハウスにて国際青少年音楽フェスティバル開会式でのソリスト、ブエノスアイレスにてオペラ「ステファノ」世界初演、パリのルーブル美術館敷地内にて日仏友好160周年・京都・パリ友情盟約締結60周年を記念した美術展でのステージに立つなど国境やジャンルを問わず活躍中。

日本では2014年11月エイベックス・クラシックスよりCD「華麗なるコロラトゥーラ」でデビュー、同年より毎年全国ツアーを開催。

2016年8月小学館より自身初のフォトエッセイ「Coloratura」を発売、2017年9月には自身2枚目となるアルバム「ウィーンの調べ ~華麗なるコロラトゥーラ~」を発売、2019年秋には3枚目のアルバムをリリース予定。

京都府出身、ウィーン在住。

http://j-two.co.jp/ayakotanaka/

山中 惇史 (ピアノ) Atsushi Yamanaka, Piano

山中 惇史

1990年生まれ。愛知県岡崎市出身。東京藝術大学音楽学部作曲科を経て、同大学音楽研究科修士課程作曲専攻修了。在学中、指揮科、弦楽科ティーチングアシスタントを歴任。作曲を糀場富美子、 安良岡章夫、鈴木純明各氏に師事。第18回奏楽堂日本歌曲コンクール作曲一般の部第3位。東京藝術大学木曜コンサート(室内楽作品)及びモーニングコンサート(オーケストラ作品)に選抜される。2013年、ユーロアジア国際コンクール課題曲として作曲した「Danza」がコンテスタントによって初演され、公式伴奏者も務めた。「JR岡崎駅イメージソング」(2013)「岡崎市立翔南中学校校歌」(2014)「祝典行進曲」(2016 岡崎市制100周年記念、岡崎スクールバンド協議会委嘱)など、出身地である岡崎市への楽曲提供も数多く行う。器楽、室内楽、合唱など多数がヤマハミュージックメディア、カワイ出版などから出版されている。またピアニストとしては、上野耕平、漆原朝子、 漆原啓子、川井郁子、ゲルノット・ヴィニッシュホーファー、清水高師、ピエール・アモイヤル、寺谷千枝子、三縄みどり、松本蘭各氏をはじめとする国内外のアーティストと共演を重ねている。2014年、小川響子氏とのデュオで第2回デザインK国際音楽コンクールにてグランプリ受賞。編曲の分野に於いても担当したアーティストはクラシックからポップスまで幅広い。ピアニ スト、作曲家、アレンジャーとして参加した各CDはレコード芸術誌にて特選盤、 準特選盤に選出されている。メディアではNHK-FM「リサイタル・ノヴァ」 、TBSラジオ「文学の扉」、NHK「クラシック音楽館」、「ムジカ・ピッコリーノ」、日テレ「嵐にしやがれ」 などに出演。現在、 東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻に在学し研鑽を積む。これまでにピアノを森陽子、山泉薫、菊地裕介、白石光隆、 安野直子、江口玲の各氏に師事。

Twitter→@ginyamagin

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