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PDF表面:フェドセーエフ指揮チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ

PDF裏面:フェドセーエフ指揮チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ

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巨匠と共に歩み続けた45年!チャイコフスキーの名を冠したロシアの名門!

フェドセーエフ指揮 チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ (旧モスクワ放送交響楽団) ヴァイオリン:三浦文彰

タイトル フェドセーエフ指揮チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ
日 時

2020年6月23日(火)7:00pm開演(6:30pm開場)

※3/11の代替公演です。既にお求め頂いた3/11のチケットはそのまま有効です。

会 場 札幌コンサートホール Kitara大ホール
料 金

S¥13,000 / A¥11,000 / B¥8,000 / C¥6,000 / D¥5,000

※C席・D席・車椅子席売り切れ

曲目

●ラフマニノフ:ヴォカリーズ 作品34の14

●チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35

●チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 作品74「悲愴」

コード [Pコード] 182-030 [Lコード] 11463

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フェドセーエフが1974年モスクワ放送交響楽団(現チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ)の芸術監督及び首席指揮者に就任以来、両者は45年におよぶ世界的にもまれな理想的関係を続け、ロシア・トップクラスの楽団として海外でも高い評価を確立してきました。

むせび泣く旋律、大地を揺るがせる重低音、圧倒的なパワーの大音響、それらに世界中のファンが熱狂し、とりわけチャイコフスキー好きの多い日本のクラシックファンにおいては根強い支持を得てきました。

今回十数年ぶりに実現する札幌公演では、ロシア音楽の、そしてチャイコフスキーの真髄を聴かせる贅沢なプログラムが用意されました。

そして、日本が世界に誇るヴァイオリンの若きスター、三浦文彰がソリストとして共演いたします。2009年、世界最難関とも言われるハノーファー国際ヴァイオリン・コンクールにおいて日本人初そして史上最年少の16歳で優勝、世界中で大きな話題を集めた三浦は、世界の名だたるオーケストラとの共演、音楽祭への参加等、すでに国際舞台で精力的な活動を展開しております。日本では、NHK大河ドラマ「真田丸」のテーマ曲を演奏して多くの人にその名を知られ、道内でもソロ・リサイタルや辻井伸行とのデュオ・リサイタルで多くのファンを得ております。

88歳を迎える巨匠フェドセーエフとの年齢差は60歳を超えており、両者が激しく拮抗し、時には寄り添う協奏曲をどのように演奏するのか、もうひとつの楽しみです。

ウラディーミル・フェドセーエフ Vladimir Fedoseyev

ウラディーミル・フェドセーエフ

1932年レニングラード(現サンクトペテルブルグ)生まれ。74年、モスクワ放送交響楽団(現チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ)の芸術監督及び首席指揮者に就任。以後45年に及ぶパートナーシップを築いてオーケストラをロシアのトップクラスの楽団に育て上げ、世界ツアーを通じて海外での評価も確立している。

ロシア以外でも、バイエルン、ケルン、シュトゥットガルトの各放送響、ドレスデン・フィル、フランス国立管、ベルギー国立管、チューリヒ・トーンハレ管、フィンランド放送響、クリーヴランド、デトロイト、ピッツバーグ等欧米各国のオーケストラにも客演。97年から2004年までウィーン交響楽団の首席指揮者も務めた。オペラの分野でも精力的に活躍、チューリッヒ、ウィーン、ミラノ、フィレンツェ、ローマ、ボローニャ、ボリショイ、マリインスキー等の歌劇場や音楽祭の指揮台に上がっている。また2013年の初共演以来、NHK交響楽団の指揮台に定期的に登場、日本国内での人気をますます高めている。

三浦文彰 (ヴァイオリン) Fumiaki MIURA, Violinist

三浦文彰

(C)Yuji Hori

2009年世界最難関とも言われるハノーファー国際コンクールにおいて、史上最年少の16歳で優勝。国際的に一躍脚光を浴びた。

ロサンゼルス・フィル、ロイヤル・フィル、ロイヤル・リヴァプール・フィル、マリインスキー劇場管、チャイコフスキーシンフォニーオーケストラ、NDRエルプ・フィル、ハノーファーNDRフィル、シュトゥットガルト放送響などと共演。共演した指揮者には、ドゥダメル、ゲルギエフ、フェドセーエフ、ズーカーマン、クリスティアン・ヤルヴィ、ワシリー・ペトレンコ、フルシャ、ドゥネーブ、カンブルラン、インキネン、大野和士などが挙げられる。リサイタルでも、ルーブルでのパリ・デビュー、ウィグモアホールでのロンドン・デビューが絶賛を博した。

NHK大河ドラマ「真田丸」テーマ音楽を演奏したことやTBS「情熱大陸」への出演も大きな話題となった。

18年10月からスタートしたサントリーホールARKクラシックスではアーティスティック・リーダーに就任して、音楽祭を主宰する念願を果たした。

19年以降のハイライトとして、ズーカーマン指揮バルセロナ響、ティチアーティ指揮ベルリン・ドイツ響、ロウヴァリ指揮エーテボリ響、エストラーダ指揮フランクフルト放送響、ポーガ指揮ケルン放送響、ダウスゴー指揮BBCスコティッシュ響、リットン指揮都響、カンブルラン指揮読売日響、ウィーン室内管などとの共演が予定されている。また、ピリスとのデュオ・リサイタル、ズーカーマンとの室内楽、バシュメットとの室内楽、スペインや日本でのリサイタルツアーも予定されるなど、国際的活動の場を広げている。

CDはエイベックス・クラシックスよりリリース。09年度第20回出光音楽賞受賞。

使用しているヴァイオリンは、宗次コレクションより貸与されたストラディヴァリウス 1704年製作 "Viotti"。

チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ Tchaikovsky Symphony Orchestra

チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ

モスクワ放送交響楽団として1930年に創立。74年から現在に至るまで、ウラディーミル・フェドセーエフに率いられている。歴代の指揮者にはアレクサンドル・オルロフ、ニコライ・ゴロヴァーノフ、アレクサンドル・ガウク、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー等が名を連ね、レパートリーを管弦楽曲のみならず、カンタータ、オラトリオ、オペラまで、そして古典から数々の現代作品の初演まで充実させていった。93年にはロシア文化省、国際チャイコフスキー協会、チャイコフスキー博物館の任命によりチャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラに名称を改め、ロシアが誇る偉大な作曲家の音楽をウィーン、ロンドン、パリ、ミラノ、ミュンヘン、ジュネーヴ、ストックホルム、オスロ、プラハ、東京など世界中のコンサートホール、そして数々のレコーディングで広めるためにますます大きな役割を果たすこととなる。また、ザルツブルク、エディンバラをはじめとする世界有数の音楽祭にも定期的も招かれている。レコーディングもレコード時代から数え切れない程の名盤を残しており、2020年には待望の新譜もリリースされる予定。2017年秋以来3年振りの来日。

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