なかにし礼作詞「遺言歌」をメインに三部構成で歌い上げる、日本の歌の数々!
錦織 健 テノール・リサイタル 「日本の歌だけを歌う」
タイトル | 錦織健テノール・リサイタル「日本の歌だけを歌う」 |
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日 時 |
2021年11月6日(土)13:30開演(12:45開場) |
会 場 | 札幌コンサートホール キタラ大ホール |
料 金 |
全席指定 ¥5,000 〔税込〕 ※車椅子席¥2,000(オフィス・ワンにて取り扱い) ※未就学児の入場不可 |
出 演 | 錦織健(テノール)、多田聡子(ピアノ) |
曲 目 |
<第一部> <第二部> ●溝上日出夫作曲/なかにし礼作詞 <第三部> *曲目、曲順は変更となる場合がありますので予めご了承ください |
リンク | |
コード | [Pコード] 200-987 [Lコード] 11464 |
日本オペラ界を代表するテノールとして第一線で活躍中の錦織健は、クラシックのみならず、ポップス、ロック、アニメ主題歌等にも挑戦、さらに自らオペラ・プロデュースを手がけるなど意欲的で多彩な活動を続けてきました。
札幌でもこれまで度々リサイタルを開催、軽妙なトークとサービス精神溢れる楽しい演出によりオペラファンのみならず幅広い層の支持を得ております。
デビュー35周年を迎えた今年、「日本の歌だけを歌う」と題し、自ら厳選した日本の名曲の数々をお届けいたします。昨年末、惜しまれつつ世を去った日本を代表する作詞家、なかにし礼の作品で全6曲からなる独唱とピアノのための組曲「遺言歌」をメインに据え、全体を三部構成とした聴きごたえのあるプログラムです。「遺言歌」」は、なかにし礼が30代の頃に書いた作品で、本人から直接歌ってほしいと錦織健に託されたものです。演奏時間約20分の大曲で、誰もがいつかは直面する「死」という重いテーマであるため、これまでプログラムに入れることが難しかったのですが、今回念願叶い実現することになった必聴の作品です。心の琴線に触れる詞の魅力と共に、艶やかな美声とドラマティックな歌唱をお楽しみください。
錦織 健 Ken Nishikiori (Tenor)

国立音楽大学卒業。文化庁オペラ研修所第5期修了。文化庁在外研修員としてミラノに、また、五島記念文化財団の留学生としてウィーンに留学。
第17回ジロー・オペラ賞新人賞、第4回グローバル東敦子賞、第1回五島記念文化賞新人賞、第6回モービル音楽賞洋楽部門奨励賞受賞。
1986年「メリー・ウィドウ」カミーユ役でデビュー、以後、数多くのオペラ公演に出演。
また、ベートーヴェン「ミサ・ソレムニス」「交響曲第9番」、ヘンデル「メサイア」、モーツァルトやヴェルディの「レクイエム」等のソリストとして高く評価を受け、親しみやすいトークを交えたリサイタルでも、多くのファンを魅了している。この他、2000年、03年のNHK紅白歌合戦への出演や2012年より6年間NHK-FM「DJクラシック」のパーソナリティーを務めるなど、テレビやラジオ番組への出演も多い。2021年5月よりNHK「ラジオ深夜便」ミッドナイトトークのゲストとして隔月で出演。
2002年からはオペラ・プロデュースも始め、2015年には第6弾モーツァルト作曲「後宮からの逃走」も手がけた。
CDは、ポニー・キャニオンより「恋人を慰めて」「すみれ」「砂山」「秋の月」「錦織健 日本をうたう~故郷~」「錦織健 アリアを歌う」「錦織健プラチナム・ベスト」等が発売されている。
多田聡子 Satoko Tada(Piano)

東京芸術大学付属音楽高校を経て同大学ピアノ専攻卒業。
在学中より器楽・声楽を問わず著名な演奏科と共演を重ね、卒業年度より同大学声楽科にて伴奏助手を務める。
また「X Japan」のリーダーYOSHIKIのピアノを個人指導し、NHKホール、日本武道館、東京ドームにて共演した他、オカリナの宗次郎、二胡の曹雪晶との共演など、ジャンルにとらわれないユニークな活動も行っている。