日本全国で大きな感動を呼んだ伝説のコンサート、1999年オリジナル版を再演!
及川浩治ピアノ・リサイタル「ショパンの旅」
タイトル | 及川浩治ピアノ・リサイタル「ショパンの旅」 |
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日 時 | 2022年3月5日(土)13:00開演(12:15開場) |
会 場 | 札幌コンサートホール キタラ大ホール |
料 金 |
全席指定 ¥4,000 (税込) ※車椅子席 ¥2,000(オフィス・ワンで取り扱い) ※未就学児の入場不可 |
曲 目 |
オール・ショパン ●ノクターン 第20番「遺作」●ラルゲット(ピアノ協奏曲 第2番より第2楽章)●マズルカop.6-3●ノクターン第2番●エチュード「革命」●エチュード「別れの曲」●ワルツ「華麗なる大円舞曲」●幻想即興曲●バラード 第1番 ●エチュード「エオリアン・ハープ」●プレリュード 「雨だれ」●ワルツ「小犬」●ポロネーズ「英雄」●舟歌●マズルカ op.68-1●葬送行進曲 (ピアノ・ソナタ 第2番より 第3楽章)●子守歌 |
リンク | |
コード | [Pコード] 209-581 [Lコード] 12530 |
1999年ショパン没後150年の年に始まった「ショパンの旅」ツアーは、各地で大評判となり全国で3万5千人以上の動員を記録した伝説の公演となりました。
その後も内容を変えながらライフワークのように続けてきた「ショパンの旅」シリーズ、今回、22年の時を経て1999年のオリジナル・プログラムが再現されます。
1999年は私にとって転機となる特別な年になりました。
ショパン没後150年の年で、2月から始まった「ショパンの旅」ツアーは信じられないほど沢山のお客様に聴いていただけたのです。
「ショパンの旅」というタイトルを考え、自分で台本を書き、音楽と朗読でショパンの人生を辿る「旅」 ―― というコンセプトで作り上げたコンサートです。
これほど時間を費やして企画を考えたのは初めてでした。
今年度のリサイタル・ツアーをオール・ショパンで、というお話をいただき、22年前のプログラムと台本を復刻することにしました。
ショパンの音楽は素敵ですが、多くの曲は精神的な深みや悲しみに満ちています。
このプログラムはショパンの初期から晩年の作品までの有名曲を中心にしていますので、お客様にも聴きやすい選曲だと思います。
ショパンの多彩な音楽からその一面を感じ楽しんでいただけることを願っています。
及川 浩治
及川 浩治 (ピアノ) Koji Oikawa, piano

1995年にサントリーホールにてデビュー・リサイタルを行い、同年ラムルー管弦楽団定期演奏会(佐渡裕指揮、サル・プレイエル)に招かれパリ・デビューを飾る。1997年よりミュージック・シェアリング(旧みどり教育財団)による「レクチャー・コンサート」でヴァイオリニスト五嶋みどりと全国各地の小学校、養護学校などで演奏。1998年、札幌PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)に出演。1999年のショパン没後150年には、「ショパンの旅」というタイトルのコンサート・ツアーを行ない3万5千人をも動員するショパン・イヤー最大規模のイベントとなった。2002年6月ワイマール州立歌劇場管弦楽団の日本ツアーソリスト、2003年7月にはPMFオーケストラのソリストとして、2004年には佐渡裕ヤング・ピープルズ・コンサートのゲストとして、全国各地で演奏。2005年サントリーホールで行なわれた「デビュー10周年記念コンサート」は満席となり大成功を収め、2008年~2011年には東京・大阪での同時プロジェクト「及川浩治10大協奏曲シリーズ」に取り組むなど人気・実力共に日本を代表するピアニストである。2015年2月にはテレビ朝日系列「題名のない音楽会」に出演し、ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第3番」の熱演がオンエアされた。
国内主要オーケストラとの共演も数多く、2013年モスクワ・フィルハーモニー交響楽団、2014年ベルリン交響楽団、2015年ロシア国立交響楽団の各来日公演にてソリストとしてピアノ協奏曲を共演。2015年11月にはブルガリアにてソフィア・フィルハーモニー管弦楽団定期演奏会に出演した。
ダイナミックな中に繊細さをも併せ持ち、内面にダイレクトに訴えかける及川の演奏は多くの絶賛の声とともに幅広い層の共感を得ている。
児玉邦夫・幸子、吉本美南子、コンスタンティン・ガネフ、ジュリア・ガネヴァ、ジャン=マルク・ルイサダの各氏に師事。現在、宮城学院女子大学音楽科特任教授。
CDはショパン、ベートーヴェン、リスト、ラフマニノフなどの作品集をリリースし、いずれも高い評価を受けており、『ベートーヴェン:悲愴、熱情、ワルトシュタイン』と『ショパン:バラード』は「レコード芸術」誌特選盤に選出されている。
及川浩治オフィシャルサイト