公演情報

PDF表面:加古隆 50th アニヴァーサリーコンサート

画像をクリックすると拡大表示

ソロ&クァルテット~ベスト・セレクション~

加古隆 50th アニヴァーサリーコンサート

Part1/巴里の日・Part2/ポエジー・Part3/クァルテットの誕生・Part4/
映像の世紀~パリは燃えているか

タイトル 加古隆 50th アニヴァーサリーコンサート
日 時 2023年5月13日(土)13:30開演(13:00開場)
会 場 札幌コンサートホール Kitara小ホール
料 金

完売いたしました

※チケットのお渡しは、公演日の約2週間前からとなります。お席はお選びいただけませんのでご了承ください。

※プレイガイドでの販売はWEB予約のみとなります。各販売所のHPからお申込みください。オフィス・ワン以外の電話予約や店頭での販売はありませんのでご了承ください。

※座席指定不可/発券は公演2週間前より

出 演 加古隆(ピアノ)、相川麻里子(ヴァイオリン)、南かおり(ヴィオラ)、
植木昭雄(チェロ)
予定曲目 ●パリは燃えているか●黄昏のワルツ●秋を告げる使者●ポエジー●ジブラルタルの風●湖沼の伝説●ハ短調「幻影」●グラン・ボヤージュ●風のリフレイン 他
リンク 加古隆公式サイト
コード [Pコード] 233-407 [Lコード] 11659

≫チケット購入方法はこちら

2023年は加古隆がフランスでデビューしてから50周年となります。今回のアニヴァーサリーコンサートは、これまでの集大成としてお贈りするベスト・セレクション。幼いころから親しんだクラシック、パリで開花した現代音楽とジャズ等が融合された独自の世界を「巴里の日」「ポエジー」「クァルテットの誕生」「映像の世紀~パリは燃えているか」の4つのパートでお楽しみいただきます。

加古隆 Takashi Kako(作曲家・ピアニスト)

加古隆

© Nobuo MIKAWA

東京藝術大学・大学院作曲研究室修了後、フランス政府給費留学生として渡仏。パリ国立高等音楽院にて現代音楽の巨匠とも称されるオリヴィエ・メシアンに師事し、アカデミックな作曲家としての道を目指していたが、1973年のパリでフリージャズ・ピアニストとしてデビューするというユニークな経歴を持つ。76年に、音楽院の審査員全員一致による作曲賞(Prix de Composition)を得て卒業。
帰国後はピアノ・ソロ曲からオーケストラ作品まで幅広い分野の作品、映画音楽、ドキュメント映像の作曲も数多く、自身が演奏した60以上のアルバムを発表している。
代表作に、パウル・クレーの絵の印象から作曲したピアノ組曲「クレー」、NHKスペシャル「映像の世紀」のテーマ曲「パリは燃えているか」がある。
2010年にピアノ四重奏団「加古隆クァルテット」を結成し、エイベックス・クラシックスより「QUARTET」「QUARTETⅡ」「QUARTETⅢ 『組曲・映像の世紀』」を発表。
作曲家・ピアニストとして活躍を続け、演奏家としての音色の美しさから「ピアノの詩人」とも評される。
映画音楽での受賞は、1998年モントリオール世界映画祭のグランプリ作品、マリオン・ハンセル監督「The Quarry」の音楽で最優秀芸術貢献賞。
国内作品では、毎日映画コンクールの音楽賞【小泉堯史監督「阿弥陀堂だより」(02)「博士の愛した数式」(06)】、日本アカデミー賞優秀音楽賞【杉田成道監督「最後の忠臣蔵」(10)、小泉堯史監督「阿弥陀堂だより」「蜩ノ記」(14)、木村大作監督「散り椿」(18)】など。
2016年度(第68回)日本放送協会 放送文化賞を受賞。
2022年に公開の映画「峠 最後のサムライ」(小泉堯史監督)の音楽を担当している。

相川 麻里子 Mariko Aikawa(ヴァイオリン)

相川 麻里子
東京芸術大学付属高校を経て、東京芸術大学を卒業。
藝大在学中の1994年にパリ国立高等音楽院に首席入学。
フランス政府給費留学生として留学する。
留学中はOrchestra International de Parisとのベートーヴェンの協奏曲やジェラール・プーレ氏との共演など、多数の演奏会に出演。
1997年、同音楽院を最高の成績で卒業して帰国。
1998年の帰国デビューリサイタル以降、国内での演奏活動を始める。
オーケストラとの共演やリサイタルなどソリストとして活躍。
邦人作曲家の新曲演奏にも力を入れていて、現代音楽の録音にも多数参加。
また、2007年より『ライブ・イマージュ』でのコンサートマスターを努めるなど、幅広い分野で活躍している。

南 かおり Kaori Minami(ヴィオラ)

南 かおり
京都市立堀川高校音楽科を経て、東京芸術大学音楽科卒業後同大学院に進む。
在学中より意欲的に室内楽を学び、パブロカルテット(弦楽四重奏団)を結成。
水戸芸術館、みなとみらいホールなど各地でコンサートを開き好評を得る。
名古屋国際室内楽フェスティバルに出演。
室内楽を岡山潔氏、須藤三千代氏、北本秀樹氏、アマデウスカルテット各氏に師事。
室内楽やオーケストラなどクラシック音楽にとどまらず、多数アーティストのレコーディングやTV、ライヴ出演、コンサートツアーのサポートなど幅広いジャンルで活動している。
2004年より加古隆とのデュエットなどでコンサートに参加。

植木 昭雄 Akio Ueki(チェロ)

植木 昭雄
桐朋学園大学付属高校を経て、桐朋学園大学に入学。
在学中の1994年にフランスのリヨン国立高等音楽院に留学、ディプロマを取得して卒業。
1996年、イタリア・ラヴェッロ国際室内楽フェスティバルにリヨン・クァルテットとして招待され3夜連続演奏会を行う。
1999年インディアナ大学でチェロを学ぶ。
ソニー音楽芸術振興会より第1回斉藤秀雄メモリアル基金賞受賞。
小澤征爾が音楽監督を務めるサイトウキネン・オーケストラ、室内アンサンブル『パヴィメント・ジャパン』、『ラ・ストラヴァガンツア東京』のメンバー。
2007年初のCD『AKIO UEKI〜ラフマニノフ:チェロ・ソナタ』をリリース。

≫スケジュール一覧にもどる