公演情報

PDF表面:フジコ・ヘミング&札幌交響楽団

PDF裏面:フジコ・ヘミング&札幌交響楽団

PDF裏面:フジコ・ヘミング&札幌交響楽団

フジコ・ヘミング&札幌交響楽団ピアノ:イングリット・フジコ・ヘミング/指揮:マリオ・コシック/管弦楽:札幌交響楽団

タイトル フジコ・ヘミング&札幌交響楽団
日 時 2023年5月16日(火)19:00開演(18:15開場)
会 場 札幌コンサートホール Kitara大ホール
料 金 完売いたしました
出 演 イングリット・フジコ・ヘミング(ピアノ)、マリオ・コシック(指揮)、札幌交響楽団(管弦楽)
曲 目

●モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467(全楽章)

●リスト:ラ・カンパネラ

―休憩―

●ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調Op.88

※出演者の希望により当初発表したものから変更となっております。

リンク

フジコ・ヘミング公式HP

コード [Pコード] 232-364 [Lコード] 11943

主催:コンサート・ドアーズ/特別協力:HBC北海道放送

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独自のスタイルを貫き、国内外で精力的に演奏活動を続ける魂のピアニスト フジコ・ヘミングが厚い信頼を寄せる旧知の指揮者マリオ・コシックと共に札幌交響楽団と共演する夢のステージをお届けいたします。

イングリット・フジコ・ヘミング (ピアノ) Ingrid Fuziko Hemming

イングリット・フジコ・ヘミング

(C) 中嶌英雄

日本人ピアニストの母と、ロシア系スウェーデン人デザイナーの父を両親として、第二次世界大戦直前のベルリンに生まれる。父と別れ、東京で母の手ほどきでピアノを始める。東京藝術大学を経て、28歳でドイツへ留学。ベルリン音楽学校を優秀な成績で卒業。その後演奏家としてキャリアを積み、バーンスタインなど世界的音楽家からの支持を得るが、大切なリサイタル直前に風邪をこじらせ聴力を失う。失意の中、ストックホルムに移住。ピアノ教師をしながら、欧州各地でコンサート活動を続ける。

1999年には、フジコのピアニストとしての軌跡を描いたNHKのドキュメント番組、ETV特集『フジコ〜あるピアニストの軌跡〜』が放映され大反響を巻き起こす。「フジコの演奏をもっと聴きたい」という視聴者からの要望が殺到し、番組は幾多に及び再放送され、さらに続編「フジコ、ふたたび〜コンサートin奏楽堂」も放送された。
同年に発売されたファーストCD『奇蹟のカンパネラ』は200万枚を超える売り上げという、クラシック界異例の大ヒットを記録し、いまだにその記録を更新し続けている。その稀有な半生をフジTV系列でドラマ化(菅野美穂主演)される。高視聴率を獲得し人気を不動のものにした。
これまで2枚のCDで日本ゴールドディスク大賞、4度にわたる各賞のクラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞。世界各国の公演に出演し続け、その名声を海外に広げている。
2016年4月にはニューヨークの国連本部会議場で「日本国連加盟60周年記念」の文化事業で演奏し拍手喝采。その後「日本人移民開始80周年記念文化事業」コンサートと南米ツアーを大好評で終えた。
2018年3月にはイタリア国立管弦楽団とイタリアツアー、オーストリアでウィーン室内管弦楽団とモーツァルトホールで共演、春のジャパンツアーを終えて7月ニューヨークのカーネギーホール公演、9月からのヨーロッパツアー10月末にはアメリカ、サンフランシスコに移動してコンサートを終え2018年最終のジャパンツアーを大盛況に終える。
2019年3月パリ、サル・カヴォのソロリサイタルを大成功に終えポルトガル公演へ。ポルトガルのブラガ・ヴィゼウ・ローレでポルトガルフィルハーモニー管弦楽団と共演、ローレではソロリサイタルも行い成功をおさめた。

マリオ・コシック Mário KOŠÍK

マリオ・コシック
スロヴァキア国立放送交響楽団の指揮者として、国内外で高く評価される。多数の応募者の中から選出され、2000年カルロヴィ・ヴァリ・シンフォニー・オーケストラの首席指揮者に任命。これを機に、プラハ室内管弦楽団、プラハ交響楽団、ブルノ国立管弦楽団、オナスラヴァのヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団など、ヨーロッパでも有数のアンサンブル、管弦楽団や歌劇場に客演として招待される。
モラヴィア・フィルハーモニー管弦楽団との共演で2006年に初来日し成功をおさめ、その後日本には何度も招聘されツアーを行う。
定期的にスロヴァキア国内の指揮台に立ち確固たる地位を確立するほか、ドイツ、オーストリア、イタリア、スペイン、ポーランド、ブルガリア、ロシア、そして日本など、様々な国の異なるオーケストラやアーティストとともに数々のコンサートを行い、国際的にも名声の高い指揮者として活躍を続けている。

札幌交響楽団 SAPPORO SYMPHONY ORCHESTRA

札幌交響楽団

(C) Y.Fujii

1961年に発足、北海道唯一のプロ・オーケストラとして「札響」の愛称で親しまれ、2021年に60周年を迎えた。透明感のあるサウンドとパワフルな表現力は、国内はもとより海外でも評価が高い。歴代指揮者には、名誉創立指揮者の荒谷正雄、ペーター・シュヴァルツ、岩城宏之、秋山和慶、尾高忠明、マックス・ポンマー、ラドミル・エリシュカなどがいる。現在は、首席指揮者にスイス出身のマティアス・バーメルト、名誉音楽監督の尾高忠明、友情客演指揮者の広上淳一、指揮者の松本宗利音を擁する。例年の年間公演回数は約120回。さらに小編成でのアウトリーチ活動にも積極的に取り組んでいる。海外ではこれまでにヨーロッパ、アメリカ、アジア諸国を訪問し、各地で好評を博した。

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