公演情報

PDF表面:プラハ交響楽団 ニューイヤー名曲コンサート

PDF裏面:プラハ交響楽団 ニューイヤー名曲コンサート

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古都プラハの名門オーケストラが新年に贈る薫り高い名曲!
牛田智大をソリストに迎え、5年ぶりの札幌公演!

プラハ交響楽団 ニューイヤー名曲コンサート

指揮:トマーシュ・ブラウネル/ピアノ:牛田智大

タイトル プラハ交響楽団 ニューイヤー名曲コンサート
日 時 2024年1月5日(金)19:00開演(18:15開場)
会 場 札幌コンサートホール Kitara大ホール
料 金

S ¥14,000 / A ¥12,000 / B ¥10,000 / C ¥8,000 / D ¥6,000 (税込)

※B席、C席、D席、車椅子席売り切れ

※車椅子席 ¥6,000(オフィス・ワンにて取り扱い)

曲 目

●ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 Op.18

●ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」

リンク プラハ交響楽団
コード [Pコード] 250-012 [Lコード] 12118

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2001年からほぼ1年おきに札幌で行われ皆様に親しまれてきた「プラハ交響楽団ニューイヤー・コンサート」はコロナ感染症の影響を受け2019年を最後に途絶えておりましたが、この度ようやく5年ぶりの開催が決まりました。

指揮は2020年9月首席指揮者に就任、今回Kitara初登場となるトマーシュ・ブラウネル、人気実力共、新世代を代表するピアニストの一人として知られる牛田智大をソリストに迎え、ラフマニノフの傑作ピアノ協奏曲を前半に、そして後半にはボヘミアの郷愁を比類ない名人芸でご堪能いただくニューイヤーの定番「新世界より」をお楽しみいただきます。

トマーシュ・ブラウネル(指揮)

トマーシュ・ブラウネル

© Petr Dyrc

チェコの指揮者トマーシュ・ブラウネルは、チェコ共和国最高峰のオーケストラであるプラハ交響楽団の首席指揮者を務めている。2014⁻18年には、チェコ放送交響楽団の首席客演指揮者、2018⁻21年には、ボフスラフ・マルティヌー・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者の地位にあった。
ブラウネルは、オーケストラとオペラの指揮者として精力的に活動しておりチェコ・フィルハーモニー管弦楽団、ミュンヘン交響楽団、プラハ放送交響楽団をはじめとするヨーロッパの主要な交響楽団と共演している。
オペラ指揮者としてのキャリアをプルゼニのJ.K.ティル劇場にて開始し、モーツァルト≪ドン・ジョヴァンニ≫、プッチーニ≪トゥーランドット≫等を指揮。プラハ国立歌劇場にはヴェルディ≪オテッロ≫でデビューした後、プッチーニ≪ラ・ボエーム≫、モーツァルト≪魔笛≫などを指揮した。また、リヒャルト・シュトラウス音楽祭、プラハの春国際音楽祭など重要な音楽祭にも客演している。
ブラウネルは、プラハ国立音楽院にてオーボエと指揮を学んだ。プラハ芸術アカデミーにてラドミル・エリシュカに師事し、またウィーン国立音楽大学にてウロシュ・ラヨビチのもとさらなる研鑽を積んだ。2017年、優れた芸術的貢献に対しプルゼニ市の芸術賞を受賞している。

牛田智大(ピアノ) Tomoharu Ushida, Piano

牛田智大

© Ariga Terasawa

2018年第10回浜松国際ピアノコンクールにて第2位、併せてワルシャワ市長賞、聴衆賞を受賞。2019年第29回出光音楽賞受賞。
1999年福島県いわき市生まれ。6歳まで上海で育つ。
2012年2月(12歳)、第16回浜松国際ピアノアカデミー・コンクールにて最年少1位受賞。以降、本格的に演奏活動を始める。
2012年3月、クラシックの日本人ピアニストとして最年少12歳でユニバーサルミュージックよりCDデビュー。これまでにベスト盤を含む計9枚のCDをリリース。2015年「愛の喜び」、2016年「展覧会の絵」、2019年「ショパン:バラード第1番、24の前奏曲」はレコード芸術特選盤に選ばれている。2022年8月、新譜「ショパン・リサイタル2022」リリース。
シュテファン・ヴラダー指揮ウィーン室内管弦楽団(2014年)、ミハイル・プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管弦楽団(2015年/2018年)、小林研一郎指揮ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団(2016年)、ヤツェク・カスプシク指揮ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団(2018年)各日本公演のソリストを務めるなど、全国各地の演奏会で活躍。その音楽性を高く評価され、2019年5月プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管モスクワ公演、8月にワルシャワ、10月にはブリュッセルでのリサイタルに招かれた。
今までにNHK総合テレビ「プロフェッショナル 仕事の流儀」ほか様々な番組や媒体でその活動が紹介されている。
20歳を記念し2020年8月31日には東京・サントリーホールでソロリサイタルを行い、大成功を収めた。また2022年3月、デビュー10周年を迎えて開催した記念リサイタルは各地で好評を博した。人気実力とも、若手を代表するピアニストの一人として注目を集めている。

プラハ交響楽団 Prague Symphony Orchestra

プラハ交響楽団

© Jan Kolman


1934年、指揮者のルドルフ・ペカーレクが創立し、この新しい楽団の活動分野をフィルム・オペラ・コンサートと定義づけ、その略称FOKは同楽団の名称の一部となった。その後の活動の主たる推進者は創立以来一貫してヴァーツラフ・スメターチェクであった。

スメターチェクは短期間のうちに、同楽団を国内の熾烈な競争に充分に耐えうる大規模な交響楽団へ発展させることに成功した。1942年には首席指揮者に就任、30年間にわたって同楽団を率いた。彼のリーダーシップのもと、同楽団は高い演奏水準に到達し、国際的な名声を得るようになった。
 同楽団の長年におよぶ努力が実り、1952年プラハ市は同楽団に市を代表するオーケストラという地位を与えた。長く使われてきた「FOK」という頭文字を残し、オーケストラの新しい名称は「首都プラハの交響楽団FOK」となった。

スメターチェクが首席指揮者を退いた後、イルジー・ビエロフラーヴェク(1977-89)が、後を引き継ぎ、その在任期間は、芸術的成長の観点において重要な時期となった。ビエロフラーヴェクの後は、ペトル・アルトリヒテル(1990-92)、マルティン・トゥルノフスキー(1992-95)、ガエターノ・デローグ(1995-98)が続いた。

また、同楽団と共演する機会の多かった著名なチェコの指揮者としては、ヴァーツラフ・ノイマン、ズデニェク・コシュラー、ヴラディーミル・ヴァーレクなどがいる。2001年3月から2005/2006シーズンの終わりまでは、セルジュ・ボドが同楽団の首席指揮者および音楽監督を務めた。

2006/07年シーズン以降はセルジュ・ボドが名誉指揮者となり、イルジー・コウトが首席指揮者を務め、2015年9月からは、ピエタリ・インキネンが首席指揮者を務めている。

プラハ交響楽団はその歴史の中で、多くの優れた指揮者および多彩なソリストたちとも共演している。同楽団は、欧米で頻繁にツアーを行っているほか、南米、プエルトリコ、台湾、韓国、トルコ、イスラエルなどの国々を訪れている。

さらに、同楽団の実力を示す証として挙げられるのは、チェコおよび世界中の作品をレパートリーとしたレコード、ラジオ、およびテレビにおよぶ多様な録音である。

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