石川祐支&大平由美子デュオ・リサイタル~ドイツ音楽の夕べ~
タイトル | 石川祐支&大平由美子 デュオ・リサイタル ~ドイツ音楽の夕べ~ |
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日 時 | 2014年9月22日(月) 7:00pm開演(6:30pm開場) |
会 場 | 札幌コンサートホール Kitara小ホール |
料 金 |
自由席 一般¥3,500 学生¥2,000 〔税込〕 ※会員割引なし |
出 演 | 石川祐支(チェロ)、大平由美子(ピアノ) |
曲 目 |
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コード | [Pコード] 232-756 [Lコード] 19150 |
20年間、ベルリンを拠点にヨーロッパ各地で演奏活動を続けた後、2008年に帰国、現在札幌を拠点に活躍中のピアニスト大平由美子と2005年より札響首席チェリストを勤め、ソロや室内楽の分野でも幅広い演奏活動を繰り広げているチェリスト石川祐支の共演で、チェロとピアノの名曲をお楽しみいただきます。
石川 祐支(チェロ) Yuji Ishikawa, Cello

1977年生まれ、名古屋市出身。
8歳よりチェロをはじめ、東京音楽大学へ特待生として進学、同大学を首席で卒業。同時に優れた演奏家に贈られるNTTDoCoMo賞をはじめさまざまな奨学金を得る。その後は、より高いレベルの演奏を追及するため研究科へ進み、2001年に研究科を終了。これまでに松下修也、林良一、星野明道、吉田顕、河野文昭、堀了介の各氏に師事。現在は、ソロ、室内楽を初めオーケストラの分野でも幅広い活躍を繰り広げている。1998年第8回日本室内楽コンクールで第2位入賞、1999年には第68回日本音楽コンクールで堂々の第1位(第2位該当なし)を獲得、併せて黒柳賞も受賞する栄冠に輝いた。同年岩崎淑氏主催の沖縄国際音楽祭1999とイタリアのシエナで夏季に開催されるキジアナ音楽院との交換留学生として奨学金を得て、マリオ・ブルネロ氏に学ぶ。2002年5月第8回大垣音楽祭において最優秀新人賞を受賞。これまでにセントラル愛知交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、東京交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、札幌交響楽団とコンチェルトを協演しいずれも好評を博している。2003年4月から2005年1月まで東京交響楽団首席チェリストとして活躍。2005年4月より札幌交響楽団首席チェリストに就任。2010年には、北海道銀行より「道銀芸術文化奨励賞」を受賞。
繊細でありながら豊かな響き、曲の個性を十分に表現する演奏は、音楽に対する深い理解と真摯な姿勢に裏打ちされており、今後いっそうの活躍が期待される若きチェリストである。
石川祐支オフィシャルブログ http://ameblo.jp/cellist-yujiishikawa
大平由美子(ピアノ) Yumiko Ohira, Piano

札幌生まれ。藤女子中学校卒業。東京芸術大学付属高校を経て、同大学器楽科(ピアノ)卒業。皇居内桃花楽堂での演奏会に出演。渡独、ベルリン芸術大学ピアノ科に入学し、同大学卒業。1989年より20年間、ベルリン芸術大学・舞台演奏科の講師を務める。
ピアノをK.シルデ、E.アンドレアス、室内楽をW.ベトヒャー、T.ブランディス、G.ザイフェルトの各氏に師事。さらにマスター・クラスでピアノをG.シェベック、M.クルチオの各氏に、またE.シュヴァルツコプ、D.フィッシャー=ディースカウ両氏の許で、主にシューベルト、シューマン、ブラームス、ヴォルフ、R.シュトラウス等のドイツ・リートの解釈と伴奏法を学ぶ。
ベルリン・リアス放送、北ドイツ放送などの音楽番組、ルガーノ音楽祭(スイス)、ラトヴィア音楽祭などに出演。ベルリンはじめヨーロッパ各地でソロ、コンチェルト、室内楽、リート伴奏など多岐に渡る演奏活動を続ける。またベルリン芸大主催「歌曲と室内楽の夕べ」では長年に渡って企画・構成・演奏を担当し、高い評価を受ける。
日本では日フィル、札響とのコンチェルトの協演、リサイタル、室内楽などで活躍。
2008年に帰国、現在は札幌在住。ハイメス・アーティスト会員、北海道日独協会理事、ベルリナー・ベーレン代表。札幌アカデミー合唱団ピアニスト。後進の指導にも力を入れ2011年、若手演奏家たちによる“モルゲンシュテルン・コンサート”を結成、Kitara小ホールにて定期的に公演を行っている。近年は札幌在住・出身の演奏家とも積極的に共演、大平まゆみ (’06年)、石川祐支 (’12年) 両氏とのデュオ・リサイタル、平井有(ソプラノ:ミュンヘン在住)・福田善亮・大澤敬各氏とによる“アーベントシュテルン・コンサート”(‘08年)などで高評を博す。
繊細でありながら豊かで温か味のある音色、幅広い表現力、作品への深い解釈から生まれる格調高い演奏には定評がある。