珠玉の名曲にひたる午後、至福のひととき
前橋汀子アフタヌーン・コンサート
タイトル | 前橋汀子アフタヌーン・コンサート |
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日 時 | 2023年6月21日(水)13:30開演(12:45開場) |
会 場 | 札幌コンサートホール Kitara大ホール |
料 金 |
指定席 ¥3,500 (税込) ※車椅子席 ¥2,000(オフィス・ワンにて取り扱い) ※未就学児の入場不可 ※会員割引なし |
出 演 | 前橋汀子(ヴァイオリン)、ヴァハン・マルディロシアン(ピアノ) |
曲 目 |
●ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第4番 op.23 イ短調 ●ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第7番 op.30-2 ハ短調 「アレキサンダー」 ●ドビュッシー(ハルトマン編):亜麻色の髪の乙女 ●シャミナード(クライスラー編):スペインのセレナード ●チャイコフスキー:感傷的なワルツ ●クライスラー:中国の太鼓 ●パガニーニ(クライスラー編):ラ・カンパネラ ●ドヴォルザーク(クライスラー編):ユーモレスク ●ドビュッシー(ハイフェッツ編):美しき夕暮れ ●サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン |
リンク | 前橋汀子公式HP |
コード | [Pコード] 235-293 [Lコード] 12335 |
国際舞台で活躍する日本人演奏家の先駆者であり、名実共に日本を代表するヴァイオリニストとして広くその名を知られる前橋汀子が贈る珠玉の名曲コンサート。
極上のクラシック音楽を気軽にお楽しみいただけるように、前橋汀子自らの発案で生まれたアフタヌーン・コンサートは、2005年東京サントリーホールで開催以来、回を重ねてきた人気公演です。札幌ではコロナ感染症の影響による中止・延期が続き、ようやく今回3年ぶりに第10回目の公演が実現いたします。
今回は、平日午後の開催となります。優雅なヴァイオリンの音色にひたる至福のひとときをお楽しみください
前橋汀子 (ヴァイオリン) Teiko MAEHASHI, Violin

© 篠山紀信
その後、ニューヨーク・ジュリアード音楽院でロバート・マン、ドロシー・ディレイ等の指導を受け、さらにスイスでヨーゼフ・シゲティ、ナタン・ミルシテインの薫陶を受けた。
レオポルド・ストコフスキーの指揮により、ニューヨーク・カーネギーホールで演奏会デビュー。国内外で活発な演奏活動を展開し、世界各国の代表的なオーケストラとの協演も数多く、ベルリン・フィル、英ロイヤル・フィル、フランス国立管、クリーヴランド管、イスラエル・フィル等枚挙に暇がない。指揮者もメータ、ロストロポーヴィチ、ケンペ、サヴァリッシュ、マズア、小澤征爾ほか多彩なマエストロたちと協演している。スイス・ロマンド管弦楽団とは国連コンサートに招かれ、その演奏の模様は全世界に放送された。室内楽の分野でも、ピアノのイェルク・デームス、クリストフ・エッシェンバッハ、アナトール・ウゴルスキ等の名手たちと共演している。
近年小品を中心とした親しみやすいプログラムによるリサイタルを全国各地で行い、2005年から年に1回東京・サントリーホールで開催している「アフタヌーン・コンサート」は大好評を博している。一方、J.S.バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ」全曲演奏会、ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会、そして2014年秋からはチェロ:原田禎夫、ヴァイオリン:久保田巧、ヴィオラ:川本嘉子と共にベートーヴェン:弦楽四重奏曲の演奏会を行うなど、室内楽にも意欲的に取り組んでいる。
レコーディング活動も活発に行い、デビューアルバム『チゴイネルワイゼン』、文化庁芸術作品賞を受けた『バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ全集』、その他『ヴィヴァルディ:四季』、『メンデルスゾーン&チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲』、『ヴァイオリン小品100曲選シリーズ全6巻』、自身2度目の録音となる『バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ全集』等々がある。
最新CDの秋山和慶指揮、オーケストラ・アンサンブル金沢との『ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調、ロマンス第2番ヘ長調』が2022年6月に発売。著書「私のヴァイオリン 前橋汀子回想録」が早川書房より、最新刊「ヴァイオリニストの第五楽章」が日本経済新聞出版より出版されている。
2004年日本芸術院賞、2007年第37回エクソンモービル(現・ENEOS音楽賞)音楽賞洋楽部門本賞受賞。2011年春の紫綬褒章、2017年春の旭日小綬章を受章。
使用楽器は1736年製作のデル・ジェス・グァルネリウス。
ヴァハン・マルディロシアン (指揮者・ピアニスト)
Vahan Mardirossian, Conductor/Pianist

2006年にニューヨークの指揮者セミナーに招かれクルト・マズアに学んで以来、指揮者としても活動。現在はベルギーのワロニー王立室内管弦楽団の音楽監督と中国の香港市室内管弦楽団の首席指揮者を務めている他、フランス国立管弦楽団やアーヘン交響楽団、プラハ放送交響楽団、ロシア国立交響楽団などに客演。日本では2014年に東京フィルハーモニー交響楽団に客演して以来、NHK 交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、九州交響楽団などに客演し、いずれも高い評価を得た。ピアノと指揮を両方務める弾き振りも得意とし、中でも他に類を見ないグリーグのピアノ協奏曲の演奏は話題を集めた。