演奏と映像のコラボレーション!人生に響き続けるプレリュード
Echoes Of Life アリス=紗良・オット
タイトル | Echoes Of Life アリス=紗良・オット |
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日 時 | 2023年11月28日(火)19:00開演(18:15開場) |
会 場 | 札幌コンサートホール Kitara大ホール |
料 金 |
S ¥7,800 / A ¥6,500 / B ¥5,000 (税込) ※車椅子席¥3,000(オフィス・ワンで取り扱い) ※未就学児の入場不可 ※B席の一部で映像による演出がご覧になりにくい場合があります。 |
内 容 |
ショパン:24の前奏曲Op.28(全曲)+7つのインタールード(間奏曲)~トリスターノ/リゲティ/ロータ/武満/ペルトetc~ |
リンク | |
コード | [Pコード] 247-957 [Lコード] 12137 |
「エコーズ・オブ・ライフ」は、ショパンの「24の前奏曲」を中心にアリスに影響を与えた7つの作品を間奏曲として織り込んだ構成で、彼女の足跡を辿る個人的なプログラムであり、建築家デミレルの映像作品とのコラボレーションによる独自のコンサート体験を意図したものです。
このプロジェクトは2021年11月にロンドンで初演され、パリ、ミュンヘン、ルツェルン、ブダペスト等と続き、日本でもツアーが開始され、今回の札幌公演が実現することになりました。是非この機会をお見逃しなく。

Echoes Of Life
今回のプログラムは、休憩なしのコンサートです。私は聴衆とひとつの物語、ひとつの経験を共有し、初めから終わりまで、一緒にひとつの旅を体感いただけたらと思っています。
普通のリサイタルでは、異なる作曲家の作品集で演目が組まれ、聴衆はコンサート中にプログラムの曲目解説を読みながら、作品と作曲家を分けながら聞いています。
私はその考えを変えたいのです。
音楽が始まった瞬間からは、個々に自分自身の印象と感覚でその音楽を発見して欲しいのです。プログラムには知っている曲も多いですが、知らない曲もあると思います。曲名や背景も知らないことによって、彼らは自分自身で感じた印象や雰囲気でその音楽を自分自身の思い出と結びつけるでしょう。それは新しい体験となるのです。
アリス=紗良・オット
アリス=紗良・オット (ピアノ) Alice Sara Ott, Piano

© Pascal Albandopulos
ドイツ・グラモフォンの専属アーティストであるオットにとって、今回のプロジェクトは10枚目の最新アルバムとなる。
「エコーズ・オブ・ライフ」は、ショパンの「24の前奏曲」を中心に、リゲティ、ロータ、チリー・ゴンザレス、武満徹、ペルト、トリスターノ、そしてオット自身による7つの曲を織り込んだ彼女の足跡を辿る個人的なアルバムである。建築家デミレルとのコラボレーションは、リサイタルに随伴するデジタル・ビデオ・インスタレーションを生み出し、聴衆をそれぞれの仮想の旅に連れ出し、独自のコンサート体験を作り出す役割を果たしている。
このプロジェクトは2021年11月にロンドンで世界初演が行われ、その後パリ、ミュンヘン、ルツェルン、ブダペスト、ルール・ピアノフェスティバル等と続き、2022年の春には日本でもツアーが行われ大成功を収めた。この日本ツアーの様子はNHKのドキュメンタリー番組にて彼女の生き様と共に紹介され、大きな注目を集めた。
また、「エコーズ・オブ・ライフ」は、「ナイトフォール」、「ワンダーランド」、「ザ・ショパン・プロジェクト」といった発展性のあるアルバムの結果として生じたものであり、アルバムの総ストリーミング数は1億5千万回を超える。
今後は、パリ管弦楽団、セントルイス交響楽団、ロンドン交響楽団、オランダフィルハーモニー管弦楽団、ヨーテボリ交響楽団、ミュンヘン・フィルとの共演や、バルセロナ (パラウ・デ・ラ・ムジカ) 、ロッテルダム (ドーレン) 、プラハ (ルドルフイナム) などでの「Echoes Of Life」のツアーなど、益々活躍の場を広げている。
ピアニストとしての活動の他にも、クリエイティブな才能を発揮して世界の様々なブランドと強力な関係を築いている。ドイツの有名高級ブランド「JOST Bags」のバッグラインへのデザインを提供している他、パナソニックのHi-Fiオーディオブランド「Technics」はオットを2016-2017年のブランド・アンバサダーに起用。フランスのラグジュアリーブランド「Chaumet (ショーメ)」とのコラボレーションも継続的に行なっている。