公演情報

PDF表面:三浦一馬スーパー・タンゴ・デュオ

PDF裏面:三浦一馬スーパー・タンゴ・デュオ

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注目の若きバンドネオン奏者が巨匠ピアソラの世界に迫る!

三浦一馬スーパー・タンゴ・デュオ

タイトル 三浦一馬スーパー・タンゴ・デュオ
日 時 2019年4月13日(土) 1:00pm開演(12:30開場)
会 場 札幌コンサートホール Kitara小ホール
料 金

全席指定¥5,000(税込)

※車椅子席¥2,000(オフィス・ワンにて取り扱い

※未就学児の入場不可

出 演 三浦一馬(バンドネオン)、山中惇史(ピアノ)
曲 目 ●リベルタンゴ(ピアソラ)●アディオス・ノニーノ(ピアソラ)●オプリヴィオン(ピアソラ)●天使のミロンガ(ピアソラ) 他
リンク
コード [Pコード] 136-275 [Lコード] 11349

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1990年生まれ、ピアニストの両親とともに幼少時代をイタリアのフィレンツェで暮らした三浦一馬は、帰国後、10歳よりバンドネオンを始め、小松亮太に師事しました。

2006年に別府アルゲリッチ音楽祭にてバンドネオン界の最高峰と言われるネストル・マルコーニと出会い、自作CDの売上で渡航費を捻出してアルゼンチンに渡ります。その後現在に至るまでマルコーニ氏に師事、バンドネオンのあらたな可能性を追求してきました。

2011年のアルゲリッチ音楽祭では、マルタ・アルゲリッチやユーリー・バシュメットら世界的名手と共演して話題となり、その後もバッハからガーシュインまで編曲・演奏する等、既成の概念にとらわれない意欲的な取り組みに期待が寄せられております。

2018年10月には、オール・ピアソラ作品によるニューアルバム「Libertango」をリリース、同年12月公開の映画「ピアソラ 永遠のリベルタンゴ」の広報大使も務めます。今回の札幌公演では、若き俊英ピアニスト山中惇史とのデュオでタンゴの巨匠ピアソラの世界に迫ります。

「ヨー・ヨーマやギドン・クレーメルらが取り上げたことで、クラシック界でもピアソラは身近な存在になりました。 とはいえ土臭くて、触ったら火傷するような鋭さを持つピアソラ本人の演奏と、細かいところまで神経の行き届いたクラシック奏者による演奏は、両極端というほど違うものだと思います。 僕はその両方が好きなので、どちらの良さもブレンドさせつつ、新しいアプローチで、今という時代に即したピアソラ像を打ち出していくことができたらと考えています。(三浦一馬)」

「ぶらあぼ」12月号より抜粋

三浦一馬 (みうら かずま) バンドネオン

三浦一馬

1990 年生まれ。10 歳よりバンドネオンを始め、小松亮太に師事。2006 年に別府アルゲリッチ音楽祭にてバンドネオンの世界的権威ネストル・マルコーニと出会い、自作CD の売上でアルゼンチンに渡航。現在に至るまで師事。

2007 年、井上道義・神奈川フィルハーモニー管弦楽団との共演で、マルコーニのバンドネオン協奏曲《Tangos Concertantes》を日本初演。このオーケストラ・デビュー以降、国内の主要オーケストラと共演を重ねている。

2008 年10 月、イタリアで開催された第33 回国際ピアソラ・コンクールで日本人初、史上最年少で準優勝を果たす。2011 年5 月には別府アルゲリッチ音楽祭に出演し、マルタ・アルゲリッチやユーリー・バシュメットら世界的名手と共演、大きな話題と絶賛を呼んだ。 2012 年には師のマルコーニと東京・兵庫・名古屋で共演を果たし、白熱した演奏で聴衆を沸かせた。2015年出光音楽賞(2014 年度)を受賞。2016 年はデビュー10 周年を迎え、恩師ネストル・マルコーニとの共演で再び日本ツアーを開催。 7 月には大阪フィルハーモニー交響楽団第500 回定期演奏会でルイス・バカロフ作曲の「ミサ・タンゴ」のソリストに抜擢され好評を博す。これまでにビクターエンタテインメント(株)より4 枚のCD をリリース。

2017 年、自らが率いる室内オーケストラ「東京グランド・ソロイスツ」を結成。同年11 月には埼玉県「久喜市くき親善大使」に就任。2018 年10 月24 日キングレコードより、全編ピアソラ作品によるキンテート(五重奏)編成の最新盤「Libertango」をリリース。 同年12 月1日から公開のドキュメンタリー映画「ピアソラ 永遠のリベルタンゴ」の広報大使を務める。若手実力派バンドネオン奏者として各方面から注目されている。使用楽器は、恩師ネストル・マルコーニより譲り受けた銘器Alfred

山中惇史 (やまなか あつし) ピアノ

山中惇史

1990 年生まれ。愛知県岡崎市出身。 東京藝術大学音楽学部作曲科を経て、 同大学音楽研究科修士課程作曲専攻修了。在学中、指揮科、弦楽科ティーチングアシスタントを歴任。作曲を糀場富美子、 安良岡章夫、鈴木純明各氏に師事。 第18 回奏楽堂日本歌曲コンクール作曲一般の部第3位。東京藝術大学木曜コンサート(室内楽作品)及びモーニングコンサート(オーケストラ作品)に選抜される。2013 年、ユーロアジア国際コンクール課題曲として作曲した「Danza」がコンテスタントによって初演され、公式伴奏者も務めた。 「JR 岡崎駅イメージソング」(2013)「岡崎市立翔南中学校校歌」(2014)「祝典行進曲」(2016 岡崎市制100 周年記念、岡崎スクールバンド協議会委嘱) など、出身地である岡崎市への楽曲提供も数多く行う。器楽、室内楽、合唱など多数がヤマハミュージックメディア、カワイ出版などから出版されている。 またピアニストとしては、上野耕平、漆原朝子、漆原啓子、川井郁子、ゲルノット・ヴィニッシュホーファー、清水高師、ピエール・アモイヤル、寺谷千枝子、三縄みどり、松本蘭各氏をはじめとする国内外のアーティストと共演を重ねている。 2014 年、小川響子氏とのデュオで第2 回デザインK 国際音楽コンクールにてグランプリ受賞。編曲の分野に於いても担当したアーティストはクラシックからポップスまで幅広い。 ピアニ スト、作曲家、アレンジャーとして参加した各CD はレコード芸術誌にて特選盤、 準特選盤に選出されている。メディアではNHK-FM「リサイタル・ノヴァ」 、TBSラジオ「文学の扉」、NHK「クラシック音楽館」、「ムジカ・ピッコリーノ」、日テレ「嵐にしやがれ」 などに出演。 現在、東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻に在学し研鑽を積む。これまでにピアノを森陽子、山泉薫、菊地裕介、白石光隆、 安野直子、江口玲の各氏に師事。Twitter→@ginyamagin

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